6月8日に岩手県大船渡市にあるつむぎルームで、中学生・高校生への学習支援を開催しました。14時からつむぎルームが解放され、既に常連となった高校生が来室しました。法学部阪井ゼミナール3年生の学生がリーダーとなり、今回初めて参加する大学1年生3人と学習支援を行いました。つむぎルームは壁一面の参考書の棚と大きな机が用意され、くつろぎながら勉強ができる空間で、多いときは20名ほどが集まります。募集は主に友人同士の口コミや学生からのWEBでのお知らせで行っており、既に1年以上継続して学習支援を行っています。
参加していた、地元の高校生にお話を聞くことができました。「現在高校2年生で、昨年から学習支援を利用していて、開催のお知らせなどはfacebookを利用して受け取っています。その他にもWEBで、支援してくれた大学生と交流があり、相談などにも乗ってもらっています。法学部の学生を見て、自分も大学で法学を学びたいと思いました」と話してくれました。リーダーの3年生は、「僕らの代で始めた支援ですが、1年生、2年生もやりたいと言ってくれていて、とても嬉しいです。東京から少し距離がありますが、それ以上に得るものがあると思うので、これからも続けていってほしいです。また、ここで学んだ生徒から、自分たちの後輩が生まれたらそれはとても嬉しいです」と話しています。
学習支援が終了した後で、参加した高校生たちと一緒に夕食をとることもあります。「今日は何を作ってあげようか」、「ギターを持ってきたから後で弾いてあげようか」などの話で盛り上がり、学習支援だけではなく交流の場にもなっているようでした。