福島県新地町で「夏休み科学教室」を実施しました
2013年09月19日
明治大学 震災復興支援センター
製作したスターリングエンジンの試運転(動くかな?)
完成したスターリングエンジンと一緒に記念撮影
瞬間びっくりサイエンス(その1)
瞬間びっくりサイエンス(その2)
8 月6 日、新地町新地小学校において第2 回目の「夏休み科学教室in 新地町」を開催しました。同小学校の4、5、6 年生が、「エンジンを作ろう」6 名と「瞬間びっくりサイエンス」26 名の2 グループに分かれて科学実験や工作に取り組み、自然現象の不思議さやエンジンの仕組みに関連する科学的な事柄についての講義を受けました。
「ものづくりを通して子供たちの科学技術への興味を喚起する」ことを目的に、1995 年度から理工学部が行っている夏休み科学教室の一部を、今回は「明大Week in 新地」期間中に、出張形式で実施しました。本学からは指導教員として土屋一雄(理工学部・教授)、矢崎成俊(理工学部・准教授)の2 名のほか、ボランティア7 名(学部4 年生6 名、一般1 名)、また、今年は福島大学からのボランティア3名(笠井博則准教授、学部4年生2名)にもご協力いただき、計12 名で実施しました。
「エンジンを作ろう」では、最初に熱エネルギーや気体の性質、エンジンの原理について学んだ後、エンジンの組立工作に取り組みました。子供によって工作が少し難しかった様子ですが、完成させた作品については全員が満足している様子でした。感想文には、エンジンが動く理由が理解できたこと、製作したエンジンが1 秒間に5 回もまわっていることや加熱の状況によって回転速度がかわることへの驚き、動かなかったエンジンが回りだしたときの嬉しかった気持ちなどが書かれていました。
「瞬間びっくりサイエンス」では、午前午後に分けて、(1) 水は光を曲げる、(2) 水は1円玉を浮かべる、(3) 石けん膜はピンと張る、(4) 石けん膜は円をつくる、(5) 大気圧に押しつぶされる缶、(6) 増えるシェービングクリーム、(7) 浮いたり沈んだりするタレビン、(8) 0℃以下の水が凍る瞬間の、計8つの実験を行いました。子供たちは、合計3時間もの実験時間を、最後まで集中力を切らさず、明るく元気に過ごしており、「楽しかった、見たこともない実験だった、他の実験もしてほしい、また来てほしい」などの言葉がアンケートに書かれていました。
本学として、昨年同様ものづくりを通じて科学技術の原点に触れる学びの場を提供することができたように思うとともに、今後も引き続き復興支援活動を続けていきます。
「ものづくりを通して子供たちの科学技術への興味を喚起する」ことを目的に、1995 年度から理工学部が行っている夏休み科学教室の一部を、今回は「明大Week in 新地」期間中に、出張形式で実施しました。本学からは指導教員として土屋一雄(理工学部・教授)、矢崎成俊(理工学部・准教授)の2 名のほか、ボランティア7 名(学部4 年生6 名、一般1 名)、また、今年は福島大学からのボランティア3名(笠井博則准教授、学部4年生2名)にもご協力いただき、計12 名で実施しました。
「エンジンを作ろう」では、最初に熱エネルギーや気体の性質、エンジンの原理について学んだ後、エンジンの組立工作に取り組みました。子供によって工作が少し難しかった様子ですが、完成させた作品については全員が満足している様子でした。感想文には、エンジンが動く理由が理解できたこと、製作したエンジンが1 秒間に5 回もまわっていることや加熱の状況によって回転速度がかわることへの驚き、動かなかったエンジンが回りだしたときの嬉しかった気持ちなどが書かれていました。
「瞬間びっくりサイエンス」では、午前午後に分けて、(1) 水は光を曲げる、(2) 水は1円玉を浮かべる、(3) 石けん膜はピンと張る、(4) 石けん膜は円をつくる、(5) 大気圧に押しつぶされる缶、(6) 増えるシェービングクリーム、(7) 浮いたり沈んだりするタレビン、(8) 0℃以下の水が凍る瞬間の、計8つの実験を行いました。子供たちは、合計3時間もの実験時間を、最後まで集中力を切らさず、明るく元気に過ごしており、「楽しかった、見たこともない実験だった、他の実験もしてほしい、また来てほしい」などの言葉がアンケートに書かれていました。
本学として、昨年同様ものづくりを通じて科学技術の原点に触れる学びの場を提供することができたように思うとともに、今後も引き続き復興支援活動を続けていきます。