学生によるボランティア活動報告
ボランティア活動をするにあたっての説明
新地町に関する震災復興の歩みに興味深く耳を傾ける学生
震災復興支援センターは5月22日(木)、和泉図書館ホールにて、第3回写真展「私たちは忘れない—今、明大生にできること」東日本大震災復興支援連続講演会1回目を開催しました。本学の学生の他、一般の方など、約60名の参加がありました。
鳥居商学部教授の司会進行のもと、学生による震災復興支援ボランティア活動報告、和泉ボランティアセンターによるボランティア活動にあたっての手続方法の説明、及びゲストスピーカーによる講演を行いました。
◎学生による震災復興支援活動報告
『東北での活動、ひとごとから自分ごとに』 商学部4年 谷 口 優 太
<内容> ボランティア活動を始めるきっかけとなった出会いの話に始まり、これまで行ってきたボランティア体験、そしてそれを通じて感じ取ったボランティア活動の継続の必要性と自身の考える今後の課題について報告がありました。
◎講演
『やっぱり新地がいいね~復旧から復興…そして未来づくりへ』
福島県新地町在住 日下 智子 氏
<内容> 福島県新地町では、住民の心理的負担を軽減するため、同じコミュニティを維持して地区ごとに避難所への移動や仮設住宅への入居を実施したこと、またワークショップという手法を用いて住民の意見を聞く等、自治体と住民が一丸となって復興に臨んでいることについて説明がありました。また、新地町が抱える今後の課題や、明大生に求める支援について話があり、参加した学生との活発な意見交換が行われました。
学生に向けて、新地町の住民にとっては外の人とのコミュニケーションが大切なので、ボランティア活動で街を訪問した後も、できれば連絡をとり続けてほしいという話がありました。
連続講演会の2回目は、5月29日(木)に開催予定です。皆様のご来場をお待ちしております。
~~~【東日本大震災復興支援 連続講演会2回目】~~~
日時:5月29日(木)16:20~
場所:和泉図書館ホール
◎学生による震災復興支援活動報告:文学部4年 福 田 孝 英
『変わる自分、変わらない被災地』
◎ボランティア活動をするにあたって
◎講演:気仙沼市長 菅原 茂 氏
『海と生きる気仙沼~復興の現状と大学・学生に期待すること』