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震災記録写真展記念講演会を開催

2015年02月24日
明治大学 震災復興支援センター

活動報告をする学生活動報告をする学生

講演後の質疑応答講演後の質疑応答

 震災復興支援センターは2月21日(土)、震災記録写真展「あの日から4年…失われた街が語りかけるもの」~リアス・アーク美術館 東日本大震災と津波の記録~の記念講演会を開催しました。

 松橋センター長による挨拶から始まり、学生による震災復興支援活動報告の後、今回の写真展にご協力いただいたリアス・アーク美術館から学芸員の山内宏泰氏をお招きし、ご講演いただきました。
 講演後の質疑応答では、山内氏と当日ご参加いただいた約110名の方との間で、意見交換が大いに盛り上がり、予定の時間まで質問が途絶えることがないなど盛会の裡に終了しました。
 なお、震災記録写真展は、2015年3月26日(木)まで開催予定です。皆様のご来場をお待ちしております。

◎学生による震災復興支援活動報告
 「気仙沼みなとまつりに参加して」 法学部阪井ゼミナール 小川 雅大(法3)
<内容> 2014年8月2日~3日に開催された気仙沼みなとまつりで、阪井ゼミナールの学生10名が行ったボランティア活動に関して報告がありました。

 「2014年度気仙沼奉仕活動報告」 体育会ローバースカウト部 渡辺 翔太(理工3)、星 弓子(政経3)
<内容>2014年8月22日~23日に体育会ローバースカウト部が気仙沼市で実施した、現地の子どもを対象としたキャンプに関して報告がありました。

◎講演
 「『まちの記憶・震災の記憶/記録と表現について』~リアス・アーク美術館の試み~」
  リアス・アーク美術館 学芸員 山内 宏泰 氏
<内容>東日本大震災によって壊滅的な被害を受けたリアス・アーク美術館が2013年4月にオープンした常設展示「東日本大震災の記録と津波の災害史」に関する内容や編集コンセプトなどの紹介、被災地にある美術館としての使命やアートの社会的役割などについて、お話がありました。