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震災等復興活動

宮城県気仙沼市と震災復興に関する協定を更新しました

2017年06月01日
明治大学 震災復興支援センター

 明治大学は5月31日、宮城県気仙沼市との震災復興に関する協定を更新しました。駿河台キャンパス グローバルホール17階で行われた締結式には、明治大学からは土屋恵一郎学長、竹本田持震災復興支援センター長、鳥居高震災復興支援センター副センター長のほか関係者、気仙沼市からは菅原茂市長、村上信光産業部長、金野政義教育次長、小野寺憲一震災復興・企画課長、熊谷政弘地域づくり推進課長が列席し、土屋学長、菅原市長が協定書にそれぞれサインをしました。

 菅原市長からは、気仙沼市の復興について、震災後5年間の集中復興期間が終わり、今後の復興創生期間については、地域の活性化を担うことができる人材の育成に力を入れていくことと、その中で、明治大学には教育研究のノウハウを活かした連携を期待していることが述べられました。また、明治大学駿河台キャンパスを気仙沼市職員採用試験の東京会場として提供していることについても、首都圏における優秀な人材の獲得につながっていると、感謝の言葉が述べられました。
 また、土屋学長からは、気仙沼市でのボランティア活動が、参加した学生にとって復興に貢献している充実感を得られるだけでなく、課外での貴重な学びの場になっていることと、今後も学生ボランティアの派遣と気仙沼市が取り組む人材育成に貢献していきたいことが述べられました。
 同協定は、締結日から2年間となり、今後、両者の協議を経て決定した支援事業を実施していきます。

◇気仙沼市と明治大学の震災復興に関する協定について
気仙沼市は、東日本大震災による甚大な被害を受け、明治大学とは2012年5月18日に震災復興に関する協定を締結しました。同協定の有効期間は、締結日から5年間の2017年5月17日までとなっておりましたが、引き続き震災後の地域課題の解決に向けた支援活動を行うため、有効期間を締結日から2年間とした上、このたびの協定更新に至りました。