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震災等復興活動

宮城県気仙沼市で「アクティブ・ウーマンズ・カレッジ」開催

2017年10月02日
明治大学 震災復興支援センター

第1回目の講座の様子第1回目の講座の様子

 9月3日(日)に明治大学と気仙沼市役所の連携事業として、女性を対象にした市民大学「アクティブ・ウーマンズ・カレッジ」がスタートした。

 本講座は、今年5月31日(水)に「震災復興に関する協定」を更新するに当たり、気仙沼市から新たな要請を受け、震災復興支援センターが企画・コーディネートしたもの。全7回の内6回を本学専任教員が担当し、「自分もまわりもよりよく変わる!」をキャッチフレーズに、気仙沼の女性がよりアクティブに、地域や家庭などさまざまな場面で復興と地方再生へ向けて活躍するための「自分力養成」を目的としている。気仙沼市では、対象を絞った多様な市民大学が展開されており、今回は18歳から40歳代の女性を対象にした講座として企画した。

 今年度は2年目に当たり、25人の受講生でスタート。第1回目は震災復興支援センター副センタ—長の鳥居高商学部教授が「つたわる言葉、わかる数字」と題して、アクティブに活躍する際に、仲間に伝える、仲間を説得する力の養成を目的に、話し方やデータの使い方について説明を行った。当日は菅原茂気仙沼市長も聴講に訪れ、受講生にエールを送った。
聴講生からは「大学の講義を聴く機会が気仙沼にはないので参加した」「これを機会に市内のさまざまな人と交流したい」などの意欲が自己紹介とともに表明され、熱いスタートとなった。

 なお、第2回目以降は、江島晶子法科大学院教授、佐々木泰子農学部准教授、源由理子ガバナンス研究科教授、岸磨貴子国際日本学部特任准教授らが、それぞれの専門分野や、仕事と家庭の両立についての経験を生かした講義を実施し、来年2月に終了式を行う。