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震災等復興活動

岩手県盛岡市立厨川中学校の学習旅行班別自主研修を受け入れました

2019年04月15日
明治大学 震災等復興活動支援センター

復興支援活動について説明をする松橋センター運営委員復興支援活動について説明をする松橋センター運営委員

宮古市での研修成果を発表する中学生ら宮古市での研修成果を発表する中学生ら

キャンパスツアーの様子。岸本辰雄ホールにて記念撮影。キャンパスツアーの様子。岸本辰雄ホールにて記念撮影。

 震災等復興活動支援センターは、4月11日(木)、駿河台キャンパスにて岩手県盛岡市立厨川中学校の生徒6名の学習旅行班別自主研修を受け入れました。

 同中学校では「復興」と「防災」を学習旅行のテーマとし、滞在中に東日本大震災の復興支援を継続して行う企業や団体を訪ねることになっており、一つのグループが本センターを訪問しました。同中学校の訪問受入は、2014年度に続き、今回で2度目となります。

 当日は、岩手県出身の松橋公治センター運営委員(文学部教授)が応対し、東日本大震災後、学生・教職員によるオール明治の支援活動を展開するために震災復興支援センターが設立された経緯や、震災当時に学生部長を務めた経験から、学生のボランティア活動に対する明治大学の考え方やサポートの仕方を紹介しました。また、自身も学生ボランティアとともに被災地を何度も訪問しており、現地での活動と地元の人との交流が学生たちにとってはキャンパスでは学ぶことができない思いやりを育む場になっていると、ボランティア活動を通じた学生の成長についての想いを話しました。
 懇談後、中学生たちは、津波の被害を受けた岩手県宮古市での宿泊研修を行った成果として、いまなお仮設住宅での生活を余儀なくされている方々の現状や今後大規模な災害があった際に被害を最小限にとどめるための心構えなどについて発表しました。

 最後に、岸本辰雄ホールや学食、中央図書館を見学しながら学生生活の一部を体験し、研修を終えました。