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千葉県浦安市「浦安ボランティア活動拠点」(2012年6月5日~2014年3月31日)

   明治大学では、2011年に、首都圏でもとりわけ震災被害の大きかった千葉県浦安市に「浦安ボランティア活動拠点」を設置し、2012年には同市と包括的連携に関する協定を締結しました。
 明治大学では全学共通の総合科目として、2011年に被災地支援のボランティア活動を含む学習に単位を認定するボランティア実習科目を開講しましたが、この科目を履修する学生の活動の場とすると同時に、被災した各地域の自治体、社会福祉協議会、商工会議所、自治会・NPO等と大学が連携、協働して行う復興支援活動の“前線基地”としての役割を果たしていました。

   被災地の自治体、商工会議所、農協、NPO等との交流を通じ、物的・人的支援だけではなく、被災地の経済的自立、雇用の確保・創出に貢献できる支援を目的に被災地の物産販売を行ったり、また、教育機関としての役割を活かし、教育面での不安を解消することを目的とした被災地の子どもたちの教育支援等を行ったりして、一定の成果をあげましたが、活動状況の変化に伴い、2014年3月31日をもって閉鎖しました。

<主な活動内容>
1. 学生による浦安市内の被災状況調査、ボランティア活動
2. 被災地(浦安市、東北各地域)との連携
 ・「東北被災地サポートマルシェ」(原則、毎週土日の午前中開催):
   被災地の経済的自立や、雇用の確保・創出に貢献できる支援を目的に、被災地の物産を大学生が販売
 ・被災地写真展示:被災地の写真を展示し、復興の状況をレポート
 ・講演会や報告会の開催:本学教員による講演会や、学生の活動報告会を開催
3. 子どもの教育支援:市内各小中学生への教育支援を計画、実践
4. 高齢者支援:市内高齢者の心の癒しとなる活動を計画、実践
5. 液状化被害を受けた中学校の復旧ボランティアを実施
6. 震災復興チャリティー:セルフケア講習会の実施(講習会の動画をご覧いただけます)⇒こちら 

市内中学校校舎の復旧ボランティアと被災地サポートマルシェ