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明治大学比較法研究所

シンポジウム「フランス文化とフランス語圏の媒介者としての法~日本の場合~ -Le droit vecteur de la F/francophonie : l’exemple du Japon-」を開催しました

2025年03月26日
明治大学

 2025年3月18日・19日の2日間、明治大学駿河台キャンパス・グローバルフロント4031教室にて、日仏国際シンポジウムが開催されました。
 本シンポジウムは、本学法学部の大津浩教授、江藤英樹教授、フランス・ポワチエ大学のロイック・ルヴォワイエ教授で構成されるシンポジウム実行委員会の主催、明治大学比較法研究所とフランス・トゥール大学の「日欧研究ネットワーク」の共催、そして笹川日仏財団の後援で実施されたものです。
 フランスから5人の研究者が来日してシンポジウムに参加し、加えて都合により来日できなくなった一人もズームで参加、更に在日のフランス人研究者2人も参加(うち一人は都合によりズーム参加)してそれぞれ報告しました。日本側も総勢22名の学内外の研究者が報告者、コメンテーター、司会として参加しました。
 テーマは「フランス及びフランス語圏の媒介者としての法:日本の事例から」で、憲法、人権法、行政法、財政法、環境法、国際経済法、民法、都市法、社会保障法、教育法など多様な分野において、日本法に対するフランス法の影響や双方の法の今後の相互影響の可能性などを論じ合いました。上記以外にも、学内外の研究者、大学院生や学部生、市民や国際弁護士、フランス大使館関係者など延べ人数で100人ほどが参加し、今後の日仏法学交流と比較法研究の可能性を探ることができました。
 本シンポジウムの成果については、後日、フランスのポワチエ大学出版会から、シンポジウムの記録として共同研究書が公刊される予定です(頒布はLGDJ社)。

■案内チラシ
日本語版:【こちら



参加者集合写真参加者集合写真

シンポジウムの様子シンポジウムの様子

小西康之先生小西康之先生