明治大学比較法研究所

講演会「リーガルテックのビジネスモデル: サービサーによる債権回収について-Legal Tech-Geschäftsmodelle：Verbraucherinkasso durch Inkassodienstleister-」を開催しました

2025年03月26日
明治大学

デッケンブロック先生と清水先生

デッケンブロック先生による講義の様子

講演会全体の様子

　3月21日(金)にクリスチャン・デッケンブロック氏(ドイツケルン大学)による講演会を実施しました。
　講演会では、ドイツにおけるサービサー（債権回収業者）がウェブサイト上のITC技術を用いて比較的少額の債権回収を行っている現状について、成功報酬やリーガル・ファンディングが規制されている弁護士との関係に焦点を当てて、今後の展望について話されました。現状では、ある意味サービサーと弁護士との住み分けがなされているが、規制緩和・自由化を推進する流れは今後も継続することが予想され、集団訴訟への対応もあって、今後もサービサー業務が発展するであろうとのことでした。日本における弁護士制度の今後の在り方を考える上でも、大変貴重な示唆を与えられるものでした。

■講演者照会
●Christian Deckenbrock (クリスチャン・デッケンブロック)氏
　ドイツ・ケルン大学
　准教授・弁護士法研究所研究員

■案内チラシ
【こちら】からご確認ください。

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