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主な事業

1.研究活動

人文科学研究所では、下記の研究種目を設置して、研究活動の発展・充実に努力している。
人文科学研究所の研究情報は、研究推進状況(研究所研究費採択課題)のページで ご覧いただけます。
→研究課題一覧


(1) 総合研究
複数の専門分野の研究者をもって組織し、当研究所の業績として位置づけられ、かつ当該研究分野に新しい知見を加える研究である。
第1種は3専攻分野から4名以上、第2種は2専攻分野以上3名以上の所員により実施され、高度の研究業績をあげるため、研究内容に応じて、社会・科学技術系の研究員を加えることができる。また、本学に適任者を得がたい場合は、客員研究所員の参加を認めることができる。
(研究条件)
○研究期間  3年
○研究費    第1種 300万円以内(年額) 第2種 200万円以内(年額)
○成果発表    人文科学研究所叢書

(2) 共同研究
共通の課題について、2名以上の所員が共同して実施する研究である。
(研究条件)
○研究期間  2年
○研究費   100万円以内(年額)
○成果発表   人文科学研究所紀要または欧文紀要

(3) 個人研究
特定の研究課題について、所員が単独で実施する研究をいう。
(研究条件)
○研究期間  2年
○研究費   第1種 70万円以内(年額) 第2種 20万円以内(年額)
○成果発表  人文科学研究所紀要または欧文紀要

(4) 特別研究

この研究は特別研究者制度規程に基づき、学部教授会から選出された所員は、学部での授業及び公務を免除され1年間研究に専念することができる。特別研究員となるためには、人文科学研究所の特別研究者に対する研究費助成に関する基準の運用細則に拠らなければならない。
(研究条件)
○研究期間  1年
○研究費   70万円~150万円(年額)
○成果発表  人文科学研究所紀要または欧文紀要

2.機関誌の刊行

人文科学研究所は,叢書の刊行及び研究機関誌としての紀要・年報を刊行している。
なお、紀要・年報は、全国主要大学・研究機関等に配付し、研究活動の相互交流に寄与している。
(1) 人文科学研究所叢書
(a) 叢書の刊行は、研究成果を広く社会に公表すべく計画されたものである。1983年に創刊として文学部教授萩原龍夫著「巫女と仏教史」を上梓。
(b) 1992年から機関研究の総合研究の成果を叢書として発行している。

(2) 紀要
(a) 応募による研究成果を掲載。
(b) 所員の共同研究・個人研究・特別研究の成果を公表する機関誌として重要な位置を占めている。
(c) 年1回発行

(3) 欧文紀要(Volume28以降紀要と一本化)
(a) 1995年に発刊、優れた論文を諸外国の大学・研究機関に紹介し、研究の国際化を図り、その水準の向上に寄与することを目的とする。
(b) 年1回発行

(4) 年報
(a) 総合研究、共同研究、個人研究の各研究経過報告を掲載。 また研究所関連規程、各種募集要項等を収録。
(b) 年1回発行

3.公開文化講座の開催

大学の社会的使命は、教育と研究にあるが、同時に研究成果を社会に還元することも重要であるとの趣旨に立ち、当研究所では、1977年に「開かれた大学」の理念の先達として開設した公開文化講座を毎年開催している。