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2020年12月17日
学生,ご家族,本学への進学を検討されている受験生の皆様へ
明治大学長
大六野 耕作
2021年度の授業について(学長メッセージ)
新型コロナウイルス感染症の影響が続く中,本学の2020年度の秋学期授業は,学生とご家族の皆様の健康と安全を踏まえて,さらには社会における感染拡大抑制に資するため,オンライン形式による授業を中心としつつ,学生の皆さんにできるだけ多くの登校機会を提供できるよう,感染防止策を講じながら対面授業も実施してきました。この間,オンライン授業の質の向上に取り組むとともに,授業以外にも様々な登校の機会を設けることにより,学生が大学生活を実感し,キャンパスに馴染み,そして友人とともに学んでいける環境作りにも力を入れてきました。
こうした今年度の経験を活かしながら,2021年度の授業は,以下に記す授業運営方針(第一報)のとおり,三密を回避するなど感染防止策を講じながら,対面授業を中心に通学を前提とした授業運営に切り替えていくこととしました。基礎疾患を抱える学生,日本に入国できない留学生などについてはオンライン授業の配信などにより配慮することはもとより,ポストコロナに向けた対面とオンラインのベストミックスによる新しい教育の形を見据えた授業運営を行ってまいります。
学生が集い,活力溢れるキャンパスに回帰することを目指し,本学教職員一同,全力を尽くしてまいりますので,引き続き皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
2021年度の授業運営方針(第一報:最新)
なお,今後も新型コロナウイルス感染症の状況を見ながらの判断が続くことになりますが,1月末頃を目途に改めて第二報の報告を行いますので,本学ホームページ等を通じてご確認ください。
活動制限指針レベル0【感染症対策の必要なく教育研究活動が可能な状況を想定】
他方,オンラインに適した授業(各学部等が,対面形式よりもオンライン形式による方が教育効果を期待でき,または場所や時間等の物理的な制約の解消に効果があると認めた授業)は,オンライン形式で実施します。
このレベルでは,通学を前提とした対面での受講となりますので,海外に居る留学生も含めて通学圏内に住居を移動して下さい。
活動制限指針レベル1【学内における三密を回避するなどの対策により通常の教育研究活動が可能な状況を想定】
また,全体の30%程度を目安として、オンラインに適した授業をオンライン形式(オンデマンド配信型を主とする)で実施します。
このレベルでは,通学を前提とした授業運営となりますので,通学圏内に住居を移動して下さい。ただし,新型コロナウイルスに感染することで重症化しやすい基礎疾患を有するなどやむを得ない理由により通学が困難と認められる学生については,対面授業をオンライン形式で配信する等の配慮をしていく予定です。
活動制限指針レベル2【学内における感染対策を講じたうえでも教育研究活動に一定の制限が必要な状況を想定】
なお,実施する対面授業については,コロナ禍において通学を望まない,通学できない学生に対してのオンライン授業の並行配信も行います。
また,対面形式による授業は,教室定員を一定程度減じた形で,密集状態とならぬよう配慮し,キャンパス内での感染防止に留意しながら実施していきます。
このレベルでは,オンライン授業を中心としながら,一部で対面形式により授業を実施する形での授業運営となりますので,通学圏内に住居を移動するかどうかは,各自の判断により選択ください。
活動制限指針レベル3・4・5【感染対策を講じたうえでも学内での教育研究活動を停止せざるを得ない状況を想定】
このレベルでは,原則としてキャンパス内への入構を禁止する措置も講じますので,通学圏内に住居を移動する必要はありません(学生全員が在宅での受講となります)。
備考
・新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては,やむを得ず学期中を含めて授業運営のレベルを変更する可能性もありますので,予めご了承ください。
以 上