Museum

博物館

2025年展覧会案内

2025年展覧会案内

明治大学博物館 2025年展覧会案内
会場:特別展示室(アカデミーコモン地下1階)

発掘と発見の考古学・明大考古学の75年



会期:1月11日(土)~3月15日(土)
主催:明治大学博物館 共催:明治大学文学部史学地理学科考古学専攻
観覧無料
1950年、明治大学に日本の私立大学では初となる考古学専攻が創設されました。群馬県岩宿遺跡や神奈川県夏島貝塚などの国指定重要文化財5件を中心とした考古資料の数々から、まさに戦後の日本考古学研究を牽引した本学の調査と研究の歩みを振り返ります。※本展は、考古部門の常設展示室改修に伴い、主要資料を移設して展示するものです。
 

進化する信楽焼の「伝統」



会期:3月26日(水)~5月20日(火)
主催:明治大学博物館
観覧無料
桃山時代の茶陶や狸の置物で知られる信楽焼(滋賀県)ですが、実用品生産の産地として常に時代のニーズに沿って進化を続けてきた伝統があります。その来歴を反映したバラエティ豊かな現代の信楽焼商品の特性とトレンドを分析します。

明治大学商品陳列館企画展の軌跡



会期:3月26日(水)~5月20日(火)
主催:明治大学博物館
観覧無料
商品部門の前身である旧商品陳列館は、1990年代の後半、伝統的工芸品コレクションの地域別・種目別に系統立った充実を目指して収集活動に注力しました。その成果を反映して開催された1996~2000年の企画展を回顧します。

瓦が語る歴史・前場幸治コレクションの名品



会期:5月29日(木)~7月16日(水)
主催:明治大学博物館
観覧無料

国内の個人収集瓦コレクションとしては屈指の内容で知られる前場コレクションの代表的な資料を紹介します。稀少な文字瓦の例として知られる「大伴五十戸」銘をもつ神奈川県千代廃寺の瓦(奈良時代)のほか、秀吉が築いた大坂城の金箔瓦など様々な瓦資料から日本の歴史をたどります。服部英龍『西郷隆盛南洲翁兎狩図』(1885)など、瓦以外の資料も展示します。

明治大学図書館所蔵 エジプト学貴重書展2



会期:7月28日(月)~8月29日(金)
主催:明治大学文学部佐々木憲一研究室
観覧無料
明治大学図書館所蔵の貴重書を2017年以来8年ぶりに展示します。『エジプト誌』初版(1809~22、ナポレオンのエジプト侵攻時の報告書)、レプシウス『エジプト・エチオピアのモニュメント』(1849~59)、シャンポリオン『エジプトとヌビアのモニュメント』(1835)に加え、シャンポリオンがヒエログリフ解読の成果を最初に発表した際の配布資料『ダシエ氏への書簡』(1820)を本学で初めて公開します。
 

名刀繚乱 -くろがねの美-

撮影:塙 薫子

会期:9月20日(土)~11月4日(火)
主催:梅朝洞 晶平鍛刀道場 共催:明治大学博物館
観覧無料
梅朝洞コレクションが所蔵する中世から現代に至る貴重な刀剣と、「晶平鍛刀道場」を主宰する刀匠川崎晶平(本学校友)の作品を展示します。あわせて刀の作刀工程などの紹介を通して、幅広い年代の方々が純粋に日本刀の美しさに魅せられ、日本刀を取り巻く歴史的背景や文化を楽しんでいただく企画です。
 

新収蔵品展2025



会期:11月14日(金)~12月22日(月)
主催:明治大学博物館
観覧無料
2024年度に新たに収集した資料を紹介します。考古部門からは古墳時代(5世紀)の龍文の透かし彫りが施された金銅製品(伝群馬県綿貫古墳群出土)、刑事部門からは14世紀後半の公家広橋兼綱の書状、商品部門は前年度に続いて「記録写真にある資料」の第2弾を開催します。 
*都合により会期およびタイトルなどを予告なく変更することがあります。