過去の展覧会 2017年

新収蔵資料展 20世紀前期の陶磁資料群 鍋島焼の近代/柿右衛門様式の復興/その他

新収蔵資料展 20世紀前期の陶磁資料群 鍋島焼の近代/柿右衛門様式の復興/その他
主 催 明治大学博物館
会 期 2017 年3月1日~4月9日 40日間
入場者数 1,952 名
展示概要 比較的近年のものながら将来美術史上に貴重な遺産となり得る,まとまった数の陶磁器関係資料を受贈した。乳白色の磁胎に赤・緑の上絵を特徴とする柿右衛門様式は17世紀後半における輸出仕様のデザインだが,第2 次大戦後,第12,13 代酒井田柿右衛門によって復興されている。受贈した資料の中には12 代作とされる染錦手も多く含まれ,その青味を帯びた素地の色と柿右衛門様式の濁し手と呼ばれる純白の肌合いを比較することができた。