講演会名:第13回企画展関連イベント講演会2
「ゾルゲ事件についての最新の研究状況」
講演会概要:
戦前日本で活動していたソ連スパイ「ゾルゲ(通称ラムゼイ)機関」。その中心人物だったリヒアルト・ゾルゲについては、占領期GHQ・G-2(参謀第2 部)のC.A. ウィロビー准将による米国陸軍省報告での告発や、1964 年以降ソ連が大祖国戦争勝利のシンボルに用いてきたことを通じて、20 世紀最大の国際スパイ事件と評価されてきました。
しかし、近年新たな史料の発掘が進み、これまでの評価が再検証されています。日本でもA・フェシュン編、名越健郎・名越陽子訳『ゾルゲ・ファイル 1941-1945 赤軍情報本部機密文書』(みすず書房、2022 年)を皮切りに、英語圏のベストセラーであるO・マシューズ、鈴木規夫・加藤哲郎訳『ゾルゲ伝』(みすず書房、2023 年4 月)など、尾崎=ゾルゲ研究会編の「新資料が語るゾルゲ事件」シリーズの刊行が進んでいます。今回の講演会では同研究会代表である加藤氏を講師にむかえ、最新の研究状況から判明したゾルゲ事件の新たな側面を明らかにします。
講 師:加藤 哲郎 氏(一橋名誉教授、尾崎=ゾルゲ研究会代表)
一橋大学名誉教授。尾崎=ゾルゲ研究会代表。主な著作等に『ゾルゲ事件—覆された神話』(平凡社、2014 年)、『ゾルゲ事件史料集成[編集復刻版]太田耐造関係文書』全10 巻編集・解説(不二出版、2019 年~ 2020 年)、『731 部隊と戦後日本』(花伝社、2018 年)、など多数。
日 時:2023年5月13日(土)13:00~15:00 ※開場12:30
会 場:明治大学生田キャンパス中央校舎6階 メディアホール
およびオンラインライブ配信(Zoomウェビナー機能を利用)
参 加 費:無料
定 員:対面参加
260名、オンライン 400名(いずれも要事前予約、申込先着順)
※対面参加の定員は当初お伝えしていた140名より変更となりました
主 催:明治大学平和教育登戸研究所資料館
後 援:尾崎=ゾルゲ研究会(代表:加藤哲郎氏)
参加申込:
【対面参加ご希望の方】
右欄「QRコード」を読み取るか、下記お申込み先に、参加希望者のお名前(全員分)、連絡先(電話番号・Eメールアドレス)を添えてお申し込みください。
【オンライン参加ご希望の方】
右欄「QRコード」を読み取るか、noborito@mics.meiji.ac.jp宛てに氏名、メールアドレスを添えてお申し込みください。
申し込み締め切り: 2023年5月6日(土)
当館では、5月27日(土)まで
「極秘機関『ヤマ機関』と登戸研究所 —日本陸軍の防諜とは ゾルゲ事件80年—」を開催中。
展示解説予約も承っておりますので、ぜひご来館くださいませ。
<お申し込み先>
明治大学平和教育登戸研究所資料館
〒214-8571 神奈川県川崎市多摩区東生田1-1-1明治大学生田キャンパス
Tel/Fax:044-934-7993 E-Mail:noborito@mics.meiji.ac.jp
(注意)翌開館日以内に当館よりお申込み確認メールを送信いたします。当館からのメールが届かない場合、迷惑メールフォルダ等に振り分けられている可能性がございますので、「noborito@mics.meiji.ac.jp」からのメールを受け取れるように設定してください。
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Zoom 利用方法(2022年6月9日更新)
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【見学予約についてご案内】
明治大学平和教育登戸研究所資料館は、2023年4月1日より10名未満の場合は
事前予約不要となりました。
詳細については下記関連ページをご参照ください。