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岩野卓司『贈与の哲学—ジャン=リュック・マリオンの思想』



贈与の哲学—ジャン=リュック・マリオンの思想
岩野卓司 著
B6判・仮フランス装・200ページ・本体2,500円+税
ISBN 978-4-906811-08-3
2014年3月刊行

丸善出版HP明大サポートHPからもお買い求めいただけます。

書評 その他
・「cahier」第14号(2014年9月号)に書評が掲載されました。
BOOK SMARTで紹介されました。
「週間読書人」2014年6月13日号に書評が掲載されました。
「図書新聞」2014年6月14日号(2014年6月7日発売)の第1面に著者の岩野卓司教授と中沢新一特任教授の対談が掲載されました。
『明治大学広報』716号に書評が掲載されました。
・書肆心水のフェイスブック(2014年4月3日)で紹介されました。
・ウラゲツブログ(2014年4月)で紹介されました。

内容紹介

マルセル・モースに始まる贈与論の系譜。それをカトリックの立場から新たに展開しているのが、現象学者ジャン=リュック・マリオンである。デリダとも論争を繰り広げたマリオンの哲学を、直接薫陶を受けた岩野卓司(本学法学部教授)が本邦初紹介しつつ、現在さまざまな方面で注目を集めている「贈与」という概念を問い直す。各章冒頭に中沢新一によるイントロダクションを収録。

目次
第1章 贈与の現象学
第2章 デリダvsマリオン——贈与をめぐる論争
第3章 キリスト教と贈与

執筆者紹介

岩野 卓司(いわの・たくじ)
明治大学法学部教授。1959年、埼玉県生まれ。哲学者。専門は思想史。パリ第四大学哲学科博士課程修了。著訳書に『ジョルジュ・バタイユ 神秘経験をめぐる思想の限界と新たな可能性』(水声社)、『セクシュアリティ』(共著)、ジャック・デリダ『そのたびごとにただ一つ、世界の終焉』(共訳、岩波書店)。