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2023年02月08日
情報コミュニケーション学部・学部別入学試験(2月8日)の試験開始時間変更について(2月8日10時30分最終更新)
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民藝のインティマシー—「いとおしさ」をデザインする 鞍田崇著 B6判・仮フランス装・228ページ・本体2,500円+税 ISBN 978-4-906811-13-7 2015年4月刊行 丸善出版HPや明大サポートHPからもお買い求めいただけます。
イントロダクション 民藝の新しい哲学 中沢新一 プロローグ 〈民藝〉をめぐる旅 第1章 Sympathy 民藝への共感 「ふつう」から考える/民藝をめぐる環境の変化 1.社会/民藝をめぐる環境の変化 2.ライフスタイル/民藝をめぐる環境の変化 3.投票放棄/民藝をめぐるさまざまな共感 第2章 Concept 民藝の思想 民家・民具・民藝/民俗学と民藝/アーツ・アンド・クラフトと民藝/モダニズムと民藝/民藝のロジック/価値の相対化/共有の世界/偉大なる平凡/茶と民藝 第3章 Mission 民藝の使命 藤井厚二・柳宗悦・和辻哲郎/民藝館という建物/堀口捨己の「真実なもの」とは/工芸・建築・思索から「自然」をとらえる/一八八九年のパリ万博/「平凡」の難しさ/パリ万博vs大阪万博/自然に帰ればいいのか/住まうことを学び直す/上田恒次と一枚の図面/生き抜く力=サヴァイヴァビリティ 第4章 Commitment 民藝の実践 生活意識の高まりの変化/社会意識の高まりの変化/民藝の両義性/「いとおしさ」をデザインすること/無数の小さな矢印の時代/民藝と死/無数の名も無き職人達の亡き霊へ/「デザイン」の曲がり角/デザインと死/HowからWhyへ エピローグ 「いとおしさ」を求めて 凡例・書誌 索引
鞍田崇(くらた・たかし) 明治大学理工学部専任准教授。1970年兵庫県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。総合地球環境学研究所(地球研)を経て、現職。著書に『「生活工芸」の時代』(共著、新潮社)、『道具の足跡』(共著、アノニマ・スタジオ)、『〈民藝〉のレッスン つたなさの技法』(編著、フィルムアート社)。