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社会連携・社会貢献

【地域連携】2023年度学生派遣プログラム(鳥取市、長崎県)成果発表会を実施しました

2023年11月16日
明治大学 社会連携事務室

学生による成果発表の様子学生による成果発表の様子

本学教員との意見交換の様子本学教員との意見交換の様子

オンラインで現地の方と意見交換を行いましたオンラインで現地の方と意見交換を行いました

【長崎県】参加学生と本学教員【長崎県】参加学生と本学教員

【鳥取市】鳥取市役所ご担当者と参加学生【鳥取市】鳥取市役所ご担当者と参加学生

 地域連携推進センターは11月7日、駿河台キャンパス・アカデミーコモンで、2023年度学生派遣プログラムの成果発表会を開催しました。
 公募で参加した24名の学生は鳥取県鳥取市、長崎県に分かれ、事前学習、現地での調査活動を経て、設定テーマに基づいた提案発表を行いました。各地域の関係者や現地でお世話になった方々もオンラインで参加しました。

 長崎県とのプログラムでは、手荷物輸送サービスやレンタサイクル活用等による交通利便性の向上、修学旅行や外国人の誘致、島原鉄道周辺の美しい景色を活かしたSNS・広報活動、周辺自治体で連携して開催する「市(いち)」などのアイデアが発表されました。その後、島原鉄道株式会社 代表取締役社長の永井和久さんや本学卒業生でアナウンサーの前田真里さんらを交えて意見交換を行いました。
 鳥取市とのプログラムでは、人の温かさを活かした「鳥取マスター」育成とマッチングサービス、NFT(偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ)を活用し関係度合いをレベル分けして可視化する、駅前施設を活用した「屋外シネマ」開催の提案がありました。その後、本学卒業生で株式会社週末住人の深沢あゆみさんらとの意見交換を行いました。
 商学部の鳥居高教授(社会連携機構委員)は、「地域活性化の課題は、地域活性に関わる人とのつながりをどう継続していくのか、そのきっかけをどう作っていくのかにある。今後も交流地域と様々な形でつながりを続けてほしい」と締めくくりました。

 プログラムに参加した学生からは「地方創生に対するイメージが大きく変わりました。地域活性化を目指す方々の情熱に触れ、私も地域の活性化に貢献したいという気持ちを強く持つようになりました。私にとって充実した大切な時間でした。お世話になった方々、本当にありがとうございました!」との感想が寄せられました。

【長崎県】
・テーマ「島原鉄道観光促進プログラム」
・目的:同県の島原鉄道を活用した島原半島の観光周遊の促進や、沿線地域等の観光消費拡大を図る。

【鳥取県鳥取市】
・テーマ「地方創生チャレンジ 鳥取市の交流人口・関係人口の拡大に向けて」
・目的:同市の地域資源を県外の若者視点から探り、成果として同市のファンを増やす提案や活動を行うことで交流人口や関係人口の拡大を図る。