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社会連携・社会貢献

浦安市・明治大学包括的連携協定締結記念講演会を開催しました

2013年10月21日
明治大学

参加生からは「浦安市の具体的な対策の話もあり分かりやすかった」との声も参加生からは「浦安市の具体的な対策の話もあり分かりやすかった」との声も

事例発表風景事例発表風景

浦安ボランティア活動拠点センターでの活動をパネル展示浦安ボランティア活動拠点センターでの活動をパネル展示

 2013年9月7日(土)14時から、浦安市市民プラザwave101多目的大ホールにおいて、浦安市・明治大学包括的連携協定締結記念講演会が実施されました。今回開催した講演会では、浦安市におけるまちづくりの中で大きな課題の一つである防災について考えるため、本学大学院特任教授の中林一樹先生の講演とともに、市内自主防災組織から震災の教訓と日頃からの取り組みについて事例発表し、浦安市における防災の取り組みが更に進むきっかけになることを願い実施され、浦安市民など165名の参加がありました。
 浦安市、明治大学の代表挨拶のあと、第一部では元町・中町・新町各地域の自主防災組織により、東日本大震災発災後の状況及び当時の取り組み、そして、そこから得た教訓と現在の取り組みについて事例発表、第二部では、本学大学院特任教授である中林一樹先生により「災害への備えは地域力のアップから」と題し、震災などの被害想定や発表事例などを踏まえ、市内の自助・共助を中心とした取り組みのあり方や、地域のつながりの重要性について講演しました。
 浦安市と明治大学はこれまで、危機管理を始め多様な分野で連携を図ってきました。2006年度には明治大学危機管理研究センター協力のもと、浦安市災害対策本部運営訓練の実施や、2011年度には、浦安市今川に「明治大学浦安ボランティア活動拠点」を開設し、市内小中学生への学習支援などを行っています。本学学生のインターンシップ受入れや、浦安市各審議会への教職員の派遣などの実績と信頼関係を基に、「包括的連携に関する協定」を2012年5月28日に締結しました。
 今後も、浦安市と明治大学は、よりよい地域社会の実現をめざし、今後も防災を始めとする様々な分野で連携推進していきます。