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社会連携・社会貢献

2013年度明治大学・成田社会人大学修了式を実施しました

2013年12月04日
明治大学 社会連携事務室

  学習成果発表  学習成果発表

  修了証書授与  修了証書授与

  称号授与  称号授与

 明治大学と成田市(千葉県)は11月30日、2013年度「明治大学・成田社会人大学」の修了式を成田市役所大会議室で執り行いました。

 成田社会人大学は、1997年に成田市からの「市民の自由時間の増大や生活水準の向上等に伴う生涯を通じた学習意欲の高まりに応えるため、市民がより専門的な学問を学ぶ場を提供し、国際化時代に対応できる人材を育成したい」との「市民カレッジ」開講の要望を受け開設したもの。設立当時は、地方自治体と大学が直接提携する希少な社会人教育の新たな試みとして注目されました。設立当初は、「国際社会課程」「地域社会課程」の2課程でスタート、1999年から「緑地環境課程」を加えた3課程で、毎年5月から11月まで、各課程共10講座(他に合同フィールドワーク1講座)を設け、ひとつのテーマを深く学ぶカリキュラムとしました。2013年度は国際社会課程「世界紛争と領土問題~世界平和に向けて~」、地域社会課程「地域デザインとまちづくり~地域の歴史・文化・コンテンツを活かした地域ブランディング~」、緑地環境課程「持続的社会の実現に向けて~より良い暮らしに欠かせない地球環境~」の各課程を開設しました。

 今年度は、「国際社会課程」98人(受講120人)、「地域社会課程」67人(受講80人)、「緑地環境課程」30人(受講37人)の合計195人(受講237人)が修了されました。各課程8回以上の出席で修了となります。また、一定の学習成果を認められた者として、『修学士』31人、『教学士』4人、『弘学士』4人に称号が授与されました。
 また、修了式に先立ち受講生による「学習成果発表」も開催。各課程からの受講生代表が今年度の学びの成果を披露しました。
 修了式では、成田社会人大学の名誉学長を務める小泉一成成田市長から修了証書が、藤江昌嗣副学長・社会連携機構長から称号が授与され、それぞれ証書および記念品が贈呈されました。


○称号制度について
 2002年からは受講者が学習を継続していく上での楽しみの一つとして、学習の深度による法律に差し支えのない生涯学習分野の講座ならではの称号、(1)『修学士』(一定の学問を修める、の意味)、(2)『教学士』(教と学は互いに助長する、教えるのはまだ学ぶの半ばである、の意味)、(3)『弘学士』(さらなる向学心を持って学問をひろめる、の意味)を用意し、授与しています。