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社会連携・社会貢献

創立者出身地への学生派遣プログラム2014(福井県鯖江市)現地事前調査を実施しました

2014年07月02日
明治大学 社会連携事務室

市長・会頭との座談会市長・会頭との座談会

市担当者との意見交換会市担当者との意見交換会

28日夜のグループワーク28日夜のグループワーク

矢代操先生胸像前矢代操先生胸像前

山うに・桑の葉茶の説明・試食山うに・桑の葉茶の説明・試食

うるしの里会館うるしの里会館

中山公園中山公園

 2014年6月28日・29日、創立者出身地への学生派遣プログラム(福井県鯖江市)現地事前調査を実施しました。この1泊2日での「現地事前調査」は、これまでに実施したガイダンスを踏まえ、鯖江市が抱える課題や資源等について現地を訪れることで体感し、新たな発見を得ることを目的としています。

 今年度のプログラムには、鯖江市から7つのテーマが与えられています。今回の現地事前調査を踏まえ、学生たちはグループ毎に取り組むテーマを選択し、課題解決のための政策提言の考案に臨みます。

  № 課題テーマ
1  まちづくり(行政)への女性参加の推進について
2  ITのまちづくりについて
3  地域で見守る子育て支援の効果的な情報発信について
4  「道の駅西山公園」を活かしたまちなか(隣接商店街)の活性化
5  河和田地区特産品(桑の茶葉・山うに)のプロデュース
6  総合公園(大谷・中山公園)の利用促進
7  伝統芸能を活かしたまちづくり

【1日目(6月28日)】
 東海道新幹線、特急しらさぎを乗り継いで、一行は鯖江駅に到着。まずは、翌日の市内視察に備え、牧野百男市長及び野村一榮商工会議所会頭との座談会において鯖江市の概況や政策について改めて学びました。牧野市長からは、各種メディアでも取り上げられている「JK課」設置に至る背景や全国随一であるオープンデータへの取組みなどを中心にお話しいただき、野村会頭からは商店街の活性化についてお話をいただきました。
 その後は、鯖江市から与えられている7つのテーマについて、それぞれの担当部署から説明を受けました。学生からも質疑を発し、それぞれのテーマについて理解を深めました。
 この夕方には、牧野百男市長をはじめとする鯖江市関係者との交流会を実施。学生たち一人ひとりが自己紹介とともに鯖江市を訪れての印象や本プログラム対する意気込みを堂々と発表しました。

【2日目(6月29日)】
 2日目は終日をかけての市内視察を行いました。「鯖江市 まなべの館」にある矢代操先生の胸像前での記念撮影後、鯖江市の地場産業を象徴する「めがねミュージアム」や「うるしの里会館」を巡るとともに、テーマに関係する「大谷公園」「中山公園」や今春新たに開業した道の駅(西山公園)など、市内全域を巡りました。


 2日間での現地事前調査を経て、学生たちは鯖江市に対する政策提言についての考案を開始します。8月下旬には、再度鯖江市を訪問し、現地の人々へのインタビューを行う調査活動を実施する予定です。