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社会連携・社会貢献

【地域連携】2018年度 創立者出身地への学生派遣プログラム「創立者のふるさと活動隊」を実施

2018年10月17日
明治大学 社会連携事務室

岸本辰雄胸像前で記念撮影(鳥取市)岸本辰雄胸像前で記念撮影(鳥取市)

現地視察の様子(鯖江市)現地視察の様子(鯖江市)

関係者に活動を報告(天童市)関係者に活動を報告(天童市)

 地域連携推進センターが毎夏恒例の学生派遣プログラムを8月から9月にかけて実施。3人の創立者の出身地である鳥取県鳥取市、山形県天童市、福井県鯖江市に総勢15名の学生を派遣した。
 学生たちは、創立者の生い立ちや功績、大学のルーツを学び、現地滞在を通して首都圏の学生ならでは視点から地方の魅力やよりよい地域づくりのための方策を探った。
 岸本辰雄の出身地・鳥取県、同県鳥取市のプログラムでは、岸本辰雄の認知度向上に向けて、地元住民や観光客に「岸本辰雄の認知度調査」を実施。鳥取市立図書館で本学創立の歴史に関する資料展示を行い、岸本辰雄が残した功績を発信した。また、地元の有識者によるレクチャーや視察に加え、県内の大学生との膝を交えた交流を通じて、歴史・文化・観光など幅広く鳥取の魅力を学んだ。
 宮城浩蔵の出身地・山形県天童市のプログラムでは、「天童市活性化への提言」がテーマ。行政職員へのヒアリングのほか、将棋駒の生産現場などを視察し、観光資源を活用した地元の魅力を発信する方策を探った。また、同市は地域の特色を活かしたふるさと納税制度が注目を集めており、その返礼品として人気の果樹産業を学ぶため観光果樹園で就農体験を行った。
 矢代操の出身地・福井県鯖江市のプログラムでは、「鯖江市のブランド力向上」がテーマ。眼鏡製造工場の見学や漆塗り体験を通じて鯖江市の基幹産業の強みや伝統を学んだ。現地滞在最終日の成果報告会では、地元の有する資源を活かした若者層流入人口拡大を図るアイディアをとりまとめ、牧野百男市長をはじめ、関係者の前で発表を行った。
これら3地域で行われた活動の最終的な成果は、10月28(日)のホームカミングデーにおいて、各自治体担当者のほか、一般の来場者の前で発表される。また、10月から本学各4キャンパスで「明治大学の創立者とそのふるさとの“いま”」をテーマにした企画展を順次開催する。

企画展スケジュール
  期間 場所
和泉 10月2日(火)13時~9日(火)15時 第1校舎1階エントランス
駿河台 10月22日(月)13時~31日(水)15時  アカデミーコモン1階展示ギャラリー
生田 11月12日(月)13時~19日(月)15時  中央校舎1階エントランス
中野  12月10日(月)13時~17日(月)15時  低層棟1階アトリウム