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社会連携・社会貢献

【地域連携】府中市生涯学習ファシリテーター養成講座(発展)受講生による企画講座を実施

2019年03月06日
明治大学 社会連携事務室

パネルディスカッションを進行する受講生一同パネルディスカッションを進行する受講生一同

 明治大学が府中市と連携して開講する「府中市生涯学習ファシリテーター養成講座(発展)」の第7講(2018年度最終回)が、3月2日、府中市生涯学習センターで実施されました。
 府中市では、生涯学習の推進を政策の一つに掲げており、本講座はその推進担い手を育成するため、2010年度から本学と連携して開講しています。講座構成は、基礎・発展・実践の3コースとなっており、受講生の目的や経験に応じて、コースを選択できます。
 このたび、第7講が行われた発展コースは、受講生が「生涯学習ファシリテーター」となり、市民向け講座を企画・実施することを成果としています。今年度は、公開講座「人生100年時代 自分アップデート~キラキラした毎日を送るために~」を5名の受講生が企画。近年、世界に類を見ない長寿国となった日本において、高齢化社会に対応し進化していく周辺環境とともに自分自身もアップデートして人生100年を健やかに過ごすために自身の現状をふりかえる機会としました。
 約15名の聴衆が来場した当日は、基調講演からスタート。講師として招聘した芝喜久子氏は府中市生涯学習審議会会長をはじめ様々な役職を歴任しており、これまでの自身の経験から、地域の活性化と周辺住民の健康が密接に関係していることや、何事も恐れずにチャレンジしていくことの大切さを訴えました。
 続いて第2部のパネルディスカッションでは受講生4名が進行を担当。第1部の講演を踏まえ、いきいきとした地域づくりや、人生100年を元気におくるために必要な準備などについて、聴衆も交えた活発な意見交換を行いました。
 公開講座終了後は、長くこのファシリテーター養成講座の講師を務めている小沼俊男氏(別府大学客員教授、リバティアカデミー講師)が「この講座をきっかけに、一人一人がより良い人生をおくるためにできることを考え実践し、理想の100歳を迎えてほしい」と挨拶し閉会しました。