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【地域連携活動助成金】活動成果報告 2025年度

関係・交流人口活動の協創を通じた観光圏の社会実装化(仮称;DMOカレッジの構想)

代表者
川島高峰(情報コミュニケーション学部専任教授)
活動団体
問題分析ゼミナール(3年)、問題解決ゼミナール(4年)、問題発見ゼミナール(2年)
活動目的
2024年度地域連携活動助成金対象活動の継続であり、新潟県内の以下の三つの活動拠点を軸に、関係・交流人口活動の協創を通じた観光圏の社会実装化に関する教育・研究を行う。

【南魚沼班】
昨年構築したコミュニティ放送局「エフエム雪国」で首都圏の学生と移住及び関係・交流人口促進に資する番組制作を地域住民も交えて作成するというモデルの発展・応用に取り組み、「令和黄表紙物語」と題した企画で、令和版の『北越雪譜』再現を試みることとした。江戸の出版文化を象徴する蔦屋重三郎の精神をSNSやラジオに重ね、若者の失敗談を含む雪国・南魚沼の日常を発信。親しみやすい物語を通じて、地域への関心と来訪意欲を喚起する。

【津南班】
観光地域づくり課の斡旋を通じて、津南町の地域おこし協力隊隊員に対するヒアリング調査と、同隊員を通じた集落との交流事業を実施する。

【佐渡班】
佐渡市の伝承文化である鬼太鼓について、佐渡島内での各地域での特徴について学ぶことを中心に、地域資源の活用状況や、観光・経済の調査、地域コミュニティへの参画などを通して新たな知見を得る。
活動成果
 南魚沼市では、本取り組みの卒業生が地元企業へ就職するなどの活動が結実し、学部との包括連携協定の締結となった。エフエム雪国で、学生が地域関係者と番組制作を行う新しい関係・交流事業モデルを構築し、首都圏の11局(可視聴人口1300万)でも配信される体制を整えた。
 津南町では、廃校利活用の施設での研修を実施し、地域おこし協力隊への聞き取り調査や。地域の雪室事業、大地の芸術祭などの観光資源について学習し、集落のお祭りの神輿担ぎに参加するなど、大都市圏にはない地域社会の触れ合いと人口減少に直面する地域課題を学んだ。
 佐渡市では、伝統芸能「鬼太鼓」を伝承する地域住民の五世代にわたるインタビューを実施し、文化継承の要因を学び、市職員・市議などに報告会を実施した。
 学生は地域課題に体験的、協創的な学習に取り組んでいます。

南魚沼 エフエム雪国、収録スタジオにて 津南町 船山神社にて 集落のお祭りに参加して、地域の方と記念写真 佐渡市 新穂 朱鷺と暮らす郷 田んぼアートにて

連携先/参加学生/参加者からの一言
所属:川島高峰ゼミナール・津南班 氏名:取り纏め代表・神山颯太
今回の実習を通して、地方の魅力とは単なる自然環境や観光資源だけではなく、人と人とのつながりと、地域を想い行動する人々の存在そのものであると気づいた。津南町で出会った人々の姿は、これからの社会において地域とどう関わっていくべきかを考える上で、大きな示唆を与えてくれた。この学びを今後のゼミ研究はもちろん、自身の進路選択や生き方にも活かしていきたいと考えている。 
主な活動場所
新潟県 南魚沼市、津南町、佐渡市
連携地域・連携団体等
新潟県 南魚沼市、津南町、佐渡市
[地域横断的な取り組み]
一般社団法人 雪国観光圏 代表理事・井口智裕
[新潟県・南魚沼市]
株式会社「FMゆきぐに」
南魚沼市役所・U&Iときめき課・課長 若井勉
一般社団法人 愛 南魚沼みらい塾
[新潟県・津南町]
津南町役場観光地域づくり課
越後妻有「上郷クローブ座」
[新潟県・佐渡市]
さどやニッポン
一般社団法人 佐渡観光交流機構
佐渡市地域産業振興課地域支援係
活動期間
2025年5月20日 ~ 2026年2月28日
活動内容
南魚沼班
7月30日 ラジオ収録に向け、「FMゆきぐに」局長とオンラインミーティング
8月 1日 南魚沼市、若井様、刈谷様と協議、魚沼の里、道の駅などを視察
8月 2日 魚沼スカイラインなどを視察
10月5日 南魚沼到着
10月6日 「FMゆきぐに」にてラジオ収録・地域おこし協力隊との交流とインタビュー
10月7日 六日町地区を中心に視察
12月19日 14:00~ 「FMゆきぐに」本放送
12月22日 10:00~ 「FMゆきぐに」再放送
1月19日 次回ラジオ収録に向け、「FMゆきぐに」とオンラインミーティング
2月15日~2月26日 滞在(現地取材・SNS投稿物作成など)
2月21日 しおざわ雪譜祭り取材訪問、ラジオ生中継に参加
2月25日 午前:市長室にて成果報告
午後:「エフエム雪国」にて番組の収録(放送日程は、未定)
 
津南班
6月25日 リモート移住者インタビュー(照井氏)、実地調査に向けた役場との調整
8月19日 第一回実地調査開始、町内視察(雪室、住宅地、役場等集落の立地)
8月20日 町内視察、集落見学
8月21日 第一回実地調査終了、実習の振り返りとしての報告会・意見交換会
9月22日 第二回実地調査開始、移住者インタビュー(照井氏、緒方氏)、町内視察
9月23日 地域コミュニティ(祭り)への参加、移住者インタビュー(永井氏、増岡氏、阿久津氏)
9月24日 意見交換会、第二回実地調査終了

佐渡班
6月30日 オンライン事前学習 さどやニッポン相田氏と佐渡実習に関する打ち合わせ
7月27日 佐渡(小木港)到着
7月28日 佐渡博物館、妙宣寺五重塔見学。矢島たらい舟体験。
7月29日 佐渡金山見学。さどやニッポンによる田んぼアート、日吉神社見学。
鬼太鼓に関わる地域住民へのインタビュー。
7月30日 成果報告会
7月31日 佐渡出発