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社会連携・社会貢献

宮崎県延岡市で、明治大学博物館所蔵の延岡城下屋敷絵図を活用したイベントが開催されました

2022年12月06日
明治大学 社会連携事務室

 宮崎県延岡市で11月26日(土)、小学生を対象としたイベント「のべおかキャッスル・ハッスル2022」が開催されました(主催:ケーブルメディアワイワイ・一般社団法人延岡青年会議所)。参加者は延岡城・内藤記念博物館の見学や茶道体験のほか、江戸時代の古地図やアプリを使って歴史を学びながら城下町の清掃を行いました。
 延岡市と明治大学は、明治大学が所蔵する内藤家文書(注)を通じてかねてより交流があり、この日も明治大学博物館所蔵の「有馬家中延岡城下屋敷絵図(1670~1683)」が当時の古地図として使用されました。
 イベントに参加した小学生の保護者からは「延岡の歴史が学べて、ゴミ拾いも競技にすると楽しくて最高でした」「延岡はいい町だと知ってもらいたいという思いが反映されており楽しく勉強になった」などの回答が寄せられました。

(注)内藤家文書は、徳川幕府譜代大名 内藤家に伝わった17世紀以降の手紙や日記などの過去の記録で、明治以降の記録を合わせると5万点ほどの文書群です。長く内藤家が整理・管理していましたが、1963年に明治大学に譲渡されました。