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社会連携・社会貢献

明治大学・宮崎県・奈良県・島根県連携講座 古事記編さん1300年記念シンポジウム~「古事記」三大聖地の魅力を探る~を開催

2012年11月30日
明治大学 社会連携事務室

 2012年11月24日(土)宮崎県・奈良県・島根県連携講座「古事記編さん1300年記念シンポジウム」を開催、800名を超える皆様が参加されました。
 日本最古の歴史書である「古事記」。その編さんから今年で1300年の節目を迎えます。今回、その節目の年を記念し、古事記に最もゆかりの深い宮崎県・奈良県・島根県の三県の知事が集まり、古事記ゆかりの祭礼や古事記に関連した地域の伝承など、古事記の三大聖地とも言える各県の魅力を皆様にお伝えしました。
当日は、大学を代表して福宮賢一学長、宮崎県を代表して河野俊嗣知事よりご挨拶をいただき講座を開講しました。
 第一部はオープニングアトラクションとして郷土芸能の高千穂夜神楽/五ヶ村神楽保存会の皆様に古事記に造詣が深いマーク・エステルの映像をバックに高千穂夜神楽「手力男・鈿女・戸取り」の代表的な三番を舞って頂きました。第二部では、各県知事による古事記に纏わる発表を頂いた後、大塚初重明治大学名誉教授をコーディネータに迎え三県知事によるシンポジウムを行い、古事記編さん1300年を迎えたことに関する感想や思い、首都圏の皆さんにもっとアピールしたいこと、古事記や神話というものをどう活用していくのかなどについて話して頂きました。また、第三部においては「古事記の魅力」と題しまして三浦佑之立正大学文学部教授による記念講演が行われ、古事記とはいかなる作品か、そして、どのような問題があり、どのように読めるか、いくつかの神話や伝承をとり上げながら、その読み方についてお話しを頂きました。