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社会連携・社会貢献

幕末・明治の人間模様と時代考証

開催期間:2013年05月25日
明治大学 社会連携事務室

会津若松戦争之図(明治大学博物館所蔵)会津若松戦争之図(明治大学博物館所蔵)

第一部講演 幕末・明治の会津と薩長
「八重の桜」の主人公である新島八重の出身地である会津藩は、戊辰戦争で最も辛酸をなめた藩であり、勝者である薩摩・長州両藩に対する怨嗟は今なお濃い。しかし、会津藩は多くの人材を世に送っている。会津出身者が薩長藩閥と対抗しつつも、時には彼らと提携し、近代日本の建設に積極的に加わっていったことを、八重の夫で同志社創設者である新島譲、あるいは八重の兄で京都府議会初代議長を務めた山本覚馬にも触れつつ考えていきたい。

第二部講演 大河ドラマ「八重の桜」と時代考証~幕末時代劇の見どころ~
大河ドラマを陰で支える重要な要素「時代考証」。今年の大河ドラマでは、幕末ものに不可欠な西洋兵学・武器考証に、特に力を入れています。歴史的事実とドラマ的真実をどこまで整合させるか、番組制作のエピソードを交えつつ語ります。これを聞けば「八重の桜」がもっと面白くなります。

日 時 2013年5月25日(土)13:00~16:00(12:30開場)
会 場 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー地下1階 1001教室
料 金 一般:1,000円 明大生、リバティアカデミー会員:無料 
申 込 事前予約制です。(全席自由、先着200名)
     「リバティアカデミー事務局」までお申し込みください。
     TEL:03-3296-4423
     https://academy.meiji.jp/course/detail/1068/
 

講師紹介

落合 弘樹 (オチアイ ヒロキ)
明治大学文学部教授
専門は幕末・維新史。武家の解体という側面を中心に明治維新を再検討している。著書に『秩禄処分—明治維新と武士のリストラ—』(中公新書 1999年)、『明治国家と士族』(吉川弘文館 2001年)、『西郷隆盛と士族』(吉川弘文館 2005年)など。

大森 洋平 (オオモリ ヨウヘイ)
NHKドラマ部 チーフディレクター[考証担当]
昭和34年東京都生まれ。東北大学文学部西洋史学科卒業。同年NHK入局。
秋田放送局、古典芸能部、京都放送局、教養番組部勤務を経て、平成11年より時代考証業務を担当。現在はドラマ部に所属して、ドラマとドキュメンタリーの時代考証業務に従事。


 

お問い合わせ先

明治大学リバティアカデミー事務局
駿河台キャンパス・アカデミーコモン11階
東京都千代田区神田駿河台1-1
TEL:03-3296-4423
https://academy.meiji.jp