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社会連携・社会貢献

【明治大学連合駿台会寄付講座】「農業に休日を!」─工学部出身による新たな農業ビジネスへの挑戦─

開催期間:2013年11月08日
明治大学 社会連携事務室

明治大学黒川農場(当社製品前にて)明治大学黒川農場(当社製品前にて)

 高齢化による農業衰退、農業就業人口減、肥料による環境汚染、TPPへの対応、日本国民皆が一度は目にした事がある活字ではないでしょうか!? 2025年には地球人口80億人(2012年68億人)を越すとも言われており、世界的な食糧難の懸念もでてきております。安倍政権は「農業分野も日本再興戦略の重要項目」として位置づけております。
 今回紹介します内容は、目の前に迫っている高齢化社会になっても持続可能で、今後期待できる最も効率的な農業事業のソリューションを、明治大学とICT企業が産学連携により実現する話です。 
 大規模農業による効率化は官民で進んでおりますが、安定した労働力の確保、会社組織のマネージャ育成、地域社会への奉仕(消防団への参加、水路の補修等)など、解決すべき課題も少なくありません。そこで、私たち産学連携チームが目を向けた市場は、大規模農業ではなく日本農業のマジョリティである中規模農家です。野菜栽培名人の経験と勘、親と子の絆、地域の社会活動等、何十年何百年と続いている農業中心の地域社会の秩序を守りながら、ICTにより高齢化社会になっても通用する「攻めの農業ビジネス」について、ご説明いたします。

【株式会社ルートレック・ネットワークス 会社概要】
ルートレック・ネットワークス社は、インターネットによる新たな市場創出を、当社の「つなぐ技術=M2M(Machine to Machine)」により実現することを目指した2005年設立のスタートアップ企業です。
リモートから「計測」を行い情報の「収集」「分析」することは、今まで隠れていた事が見えてきて、各種製品やサービスの改善につながり、消費者の賛同を得た、効率且つ持続的な事業活動を営むことが出来ます。また、2010年総務省のICT利活用広域連携事業への参画をきっかけに、高齢化、過疎化、等多くの課題を抱える日本の農業市場向けのICTx農業製品開発にも取り組んでいます。
ICTにより、人々の生活と持続的なビジネスを両立する事、これが私たちの考える地球に優しい M2M です。

日 時:2013年11月8日(金)19:00~20:30(開場18:30)
会 場:明治大学 駿河台キャンパス グローバルフロント1階 グローバルホール
料 金:明大生、リバティアカデミー会員/無料
     一般/1,000円
申 込:事前予約制です(全席自由、先着150名)
     ※リバティアカデミー事務局までお申し込みください。
     TEL:03-3296-4423
     
academy.meiji.jp/course/detail/1352/

 講 師 紹 介
佐々木 伸一(ささき しんいち)
株式会社ルートレック・ネットワークス代表取締役
1980年明治大学工学部卒業、日本モトローラ社、ウェスタンデジタル社を経て米国スタートアップ企業へのインキュベーション活動を行う(株)アイシスに参画、後代表取締役に就任。Apple本社と徒歩圏のカリフォルニアCupertinoに拠点を設立、シリコンバレーのICT関連スタートアップ企業の事業化を担当し数多くのIPOとM&Aに貢献。2005年M2M(machine to machine)市場創出を目指し、(株)ルートレック・ネットワークス創業、現在に至る。
お問い合わせ先

明治大学リバティアカデミー事務局
駿河台キャンパス・アカデミーコモン11階
東京都千代田区神田駿河台1-1
TEL:03-3296-4423
https://academy.meiji.jp