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社会連携・社会貢献

【岩波書店共催】知の現在と未来~大学、出版、知の未来~

開催期間:2013年11月22日
明治大学 社会連携事務室

 経済のグローバル化が進むべきところまで進み、先進国といわれる国々は一様に低い成長率、財政危機、失業などに悩み、深い閉塞感の中にいる。世界各地でバブルを引き起こし、成り立ってきた金融資本主義が、明らかな行き詰まりを見せているのである。それは、単なる景気の悪化ではなく、200年以上続いた資本主義(及び国民国家、民族)、あるいは近代そのものの「終焉の始まり」なのかもしれない。現在を世界史的な視点で見たら何が見えてくるか。そしてそれを認識し、討議し、解決策を見出していく、ネットに結ばれた「グローバルな知」はありうるのだろうか。出版やジャーナリズムはそれに対応しうるだろうか。

広井良典氏の講演とそれを受けたパネル・ディスカッションを行います。

日 時:2013年11月22日(金) 18:30~21:00(開場18:00)
会 場:明治大学 駿河台キャンパス アカデミーコモン3階 アカデミーホール
料 金:無料
申 込:事前予約制です(全席自由、先着1,000名)
     ※リバティアカデミー事務局までお申し込みください。
     TEL:03-3296-4423
             academy.meiji.jp/course/detail/1339/

  
講 師 紹 介
広井 良典(ひろい よしのり)
千葉大学教授
1961年生まれ。東京大学・同大学大学院修了後、厚生省勤務。96年千葉大学法経学部助教授。2003年より現職。「定常型社会=持続可能な福祉社会」を提唱。著書は、『グローバル定常型社会』『コミュニティを問いなおす』ほか多数。

長谷川  一(はせがわ はじめ)
明治学院大学准教授
1966年生まれ。専門は、メディア論、出版論、エディターシップ論。晶文社、東京大学出版会に勤務した後、東京大学大学院博士課程修了。同大学院助手を経て現職。著書『出版と知のメディア論』『アトラクションの日常』など。

高橋  源一郎(たかはし げんいちろう)
作家・明治学院大学教授
1951年生まれ。 81年、『さようなら、ギャングたち』でデビュー。 88年、『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞、2002年『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞を受賞。近刊に、『恋する原発』『さよならクリストファー・ロビン』など。

管  啓次郎(すが けいじろう)
コーディネータ・明治大学理工学部教授
詩人、比較文学者。ワシントン大学博士論文提出資格取得。現在、明治大学理工学研究科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系主任、学術振興会学術システム研究センター専門研究員。主な著書に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(読売文学賞)『野生哲学』『島の水、島の火』など。翻訳多数。
お問い合わせ先

明治大学リバティアカデミー事務局
駿河台キャンパス・アカデミーコモン11階
東京都千代田区神田駿河台1-1
TEL:03-3296-4423
https://academy.meiji.jp