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社会連携・社会貢献

生死観をつくりなおす~日本文化基層の生と死を探る~アイヌの生と死・縄文の生と死

開催期間:2014年05月24日
明治大学 社会連携事務室

 日本人の生と死をめぐる観念と思考が混乱している。その原因は仏教は築き上げてきた生死観が現代世界の中でリアリティを失っているからである。この混迷から脱出するために、仏教以前の基層文化における生死観を探る。
本講座は明治大学野生の科学研究所と、明治大学死生学・基層文化研究所の協同主催によって開催される。

▶Program
第一部:アイヌの生と死  講師:浜口
第二部:縄文の生と死   講師:田中、中沢

日 時:5月24日(土)13:00~17:00(開場12:30)
会 場:明治大学 駿河台キャンパス グローバルフロント1階 グローバルホール
料 金:明大生、リバティアカデミー会員:無料/一般:1,000円
申 込:事前予約制です(全席自由、先着190名)
    ※リバティアカデミー事務局までお申し込みください。
     academy.meiji.jp/course/detail/1590/

■講師紹介
中沢 新一(なかざわ しんいち)
コーディネータ・明治大学特任教授、野生の科学研究所 所長
1950年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。チベット仏教を学び、帰国後、人類の思考全域を視野にいれた研究分野(精神の考古学)を構想・開拓。著書に『チベットのモーツァルト』(サントリー学芸賞)、『森のバロック』(読売文学賞)、『哲学の東北』(斎藤緑雨賞)、『フィロソフィア・ヤポニカ』(伊藤整文学賞)、『カイエ・ソバージュ』全5巻(『対称性人類学』で小林秀雄賞)、『精霊の王』、『アースダイバー』(桑原武夫学芸賞)、『鳥の仏教』など多数。最新刊に『日本の大転換』(集英社新書)がある。

浜口 稔(はまぐち みのる)
明治大学理工学部教授
沖縄県に生まれる。言語学と普遍百科学の思想史を研究。博物誌的観点から琉球とアイヌの文化と歴史、沖縄県ハンセン病問題にも取り組む。著書に詩集『綾蝶』(筆名、湊禎佳)、『言語機械の普遍幻想』他。翻訳書にオラフ・ステーブルドン『スターメイカー』他。

田中 基(たなか もとい)
多摩美術大学芸術人類学研究所研究員
1941年山口県生まれ。早稲田大学卒業。季刊『ドルメン』編集長を務めた後、藤森栄一氏に魅かれて、約二十年前から今日まで長野県の井戸尻遺跡の発掘調査に関わる。その間、『東南アジアの古代文化』、小社の『マージナル』等に論文を発表。共著に新潮社の「とんぼの本」の『八ヶ岳縄文世界再現』、著書に「 縄文のメドゥーサ」がある。

お問い合わせ先

明治大学リバティーアカデミー事務局

駿河台キャンパス・アカデミーコモン11階
東京都千代田区神田駿河台1-1
TEL:03-3296-4423
https://academy.meiji.jp.