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社会連携・社会貢献

世界の民族音楽を聴く—レクチャー&コンサート—【ガムランと明清楽】

開催期間:2014年05月17日
明治大学 社会連携事務室

パラグナ ・グループ(ガムラン・ドゥグン演奏)パラグナ ・グループ(ガムラン・ドゥグン演奏)

月光楽団 (明清楽演奏)月光楽団 (明清楽演奏)

 民族音楽は、いうまでもなく世界各地に赴き、現地の楽士が演奏するものを聴くのが一番よい機会ではありますが、現実にはなかなかむずかしいものです。このオープン講座では2000年度からリバティアカデミー教養・文化講座『民族音楽紀行』を担当された故江波戸昭先生(明治大学名誉教授)の遺志を受け継ぎ、日本在住のトップクラスの演奏家をお招きし、それぞれの分野での音楽や楽器のお話をしていただきながら、みなさんに楽しいレクチャー&コンサートを共遊していただきます。

演奏:森重 行敏、パラグナ・グループ(ガムラン・ドゥグン演奏)、月光楽団(明清楽演奏)

インドネシアにはさまざまなガムランがありますが、西ジャワ(スンダ)のガムラン・ドゥグンを通じて、日本の音階との類似点などを探ります。一方、幕末から明治時代に流行した明清楽を復元するとともに、木琴の謎の解明も試みます。ガムランと明清楽という異なるふたつの音階を通じて、マリンロードの終着点としての日本の音階のルーツを考察します。
ガムランのレクチャー&コンサートは過去にも当講座で実施しましたが、今回は日本の音階にもっとも類似するガムラン・ドゥグンが初めて登場します。明清楽とガムランの組み合わせについては、故江波戸昭先生の強いご推薦で、かつて府中市と明治大学との連携講座で実現したものです。

日 時:5月17日(土) 14:00~16:30(開場13:30)
会 場:明治大学 駿河台キャンパス 大学会館8階 会議室
料 金:明大生、リバティアカデミー会員:無料/一般:1,000円
申 込:事前予約制です(全席自由、先着150名)
    ※リバティアカデミー事務局までお申し込みください。
     academy.meiji.jp/course/detail/1617/

■講師紹介
森重 行敏(もりしげ ゆきとし)
ガラムン演奏者
東京芸術大学楽理科卒業。小泉文夫教授の影響により日本とアジアの音楽に関心を持ち、在学中にガムラン演奏グループの結成に関わる。現在は洗足学園音楽大学現代邦楽研究所副所長。ほかに桐朋学園芸術短大、東京芸大音楽環境創造科、尚美学園大学などで日本または民族音楽関係の授業を担当。リバティアカデミーでは2005年と2009年にガムラン、 2011年に明清楽で解説および演奏。2011年には府中市との連携講座でも「アジアのマリンロード・ガムランと明清楽」として解説、演奏。

パラグナ ・グループ
ガムラン・ドゥグン演奏

月光 楽団
明清楽演奏


お問い合わせ先

明治大学リバティアカデミー事務局

駿河台キャンパス・アカデミーコモン11階
東京都千代田区神田駿河台1-1
TEL:03-3296-4423
http://academy.meiji.jp.