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社会連携・社会貢献

「ドラッカーの社会生態学」 教養としてのドラッガー

開催期間:2014年10月17日
明治大学 社会連携事務室

マネジメントとはビジネス用語でありながら、ビジネス用語を超えた文明史的深みを持つ。まさにマネジメントの必要を見出し体系化を行ったのがドラッカーである。では、ドラッカーとは何者なのか。何を考え、何をめざし、どう生きたのか。ドラッカーの特徴は一言で表現するならば、理論と実践の両輪による高度なハイブリッド性にある。そのことはこれまでも実務家を中心に彼の思想が支持され、実践されてきた事実とも表裏の関係にあった。本講はドラッカーのマネジメント思想を切り口に、それに伴う広大な世界への誘いを目的とするものである。それぞれの講師がそれぞれの領域において、ドラッカー的思考の応用の可能性について、実体験にもとづく踏み込んだ問題提起を行い、新時代の教養としてのドラッカー像を示す。

マネジメントを発明したドラッカーは、自分を社会生態学者と呼んでいます。社会生態学の目的は、社会のあらゆる機関が機能するように改善することです。機能する社会をつくり、個人がコミュニティ内での尊厳や位置づけ、社会での意味ある居場所を得られるようにする。そのために、社会や組織、個人に影響を与える未来の傾向を見定め、経営者への規範的な助言を考え出しました。そのプロセスこそがマネジメントを生み出すのです。
 日 時:10月17日(金) 19:00~20:30(開場18:30)
会 場:駿河台キャンパス リバティタワー8階 1083教室
料 金:明大生、リバティアカデミー会員:無 料
    一般:1000円
申 込:事前予約制です(全席自由、先着120名)
      ※リバティアカデミー事務局までお申し込みください。
     TEL:03-3296-4423
     academy.meiji.jp/course/detail/1582/

■講師紹介
阪井 和男 (サカイ カズオ)
明治大学法学部教授
1952年和歌山生まれ。77年東京理科大学理学部物理学科を卒業、同修士課程の後85年博士課程を退学。ソフトハウス勤務後87年理学博士を取得。サイエンスライターを経て90年明治大学法学部専任講師。98年から教授。明治大学サービス創新研究所所長。
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