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社会連携・社会貢献

世界の民族音楽を聴く-レクチャー&コンサート- 「アラブ楽器の王、ウードの響き」

開催期間:2015年07月18日
明治大学 社会連携事務室

民族音楽は、いうまでもなく世界各地に赴き、現地の楽士が演奏するものを聴くのが一番よい機会ではありますが、現実にはなかなかむずかしいものです。このオープン講座では2000年度からリバティアカデミー教養・文化講座『民族音楽紀行』を担当された故江波戸昭先生(明治大学名誉教授)の遺志を受け継ぎ、日本在住のトップクラスの演奏家をお招きし、それぞれの分野での音楽や楽器のお話をしていただきながら、みなさんに楽しいレクチャー&コンサートを共遊していただきます。

■「アラブ楽器の王、ウードの響き」
■演奏: 常味 裕司 (ウード)、和田 啓 (レク)
中近東のウードは西洋の弦楽器の祖であり、アラブでは楽器の王様として人々に愛されています。またシルクロードを介して琵琶とも深い関係にあると言われています。タンバリンの祖であるアラブの打楽器レクの伴奏とともに、古典曲と近代の名曲を解説しながら演奏を行います。さらに、アラブ音楽のメロディーとリズム(マカームとイーカーア)についても、具体的な演奏をとおして解説していきます。

日 時:2015年7月18日(土)開場13:30 開講14:00~16:30
会 場:明治大学 駿河台キャンパス(詳しい会場は、お申込み後ご案内いたします)
料 金:明大生、リバティアカデミー会員1,000円 一般2,000円
申 込:事前予約制です(全席自由、先着150名)
     リバティアカデミー事務局までお電話かHPからお申し込み下さい。
     TEL 03-3296-4423 URL  https://academy.meiji.jp/course/detail/2302/
     ※受講料は、事前にお支払いが必要です。



■講師紹介

常味 裕司 (ツネミ ユウジ)
(ウード)
日本のみならず、東アジア地域におけるアラブ音楽の楽器であるウード演奏家のパイオニア・第一人者と称されている。スーダンのウード演奏家ハムザ・エル=ディンのもとで演奏法を学び、チュニジアに渡り、アラブ世界を代表するウード演奏家のアリ・スリティに師事し、本格的にアラブ音楽を学ぶ。国内では日本のウード奏者輩出にも寄与しており、音楽を通した文化・国際交流も盛んに行っている。アラブ・トルコ古典音楽を中心にソロ活動及びアラブ音楽アンサンブルFarha(ファルハ)やArabindia(アラビンディア)などを主宰し、さまざまな演奏家・舞踊家と共演している。

和田 啓 (ワダ ケイ)
(レク)
東京の浅草に生まれる。10歳の頃、ジュニアオーケストラに参加、パーカッションを学ぶ。ほぼ同時期から「江戸里神楽」の松本源之助氏に入門、笛・太鼓を学ぶ。1990年よりバリ島に渡り、民族音楽のガムラン、特にクンダンという両面太鼓を学ぶ。1998年、アラブ音楽のウード奏者の常味裕司氏らとともに「ラビィサリ」を結成する。パーカショニストとしてさまざまなアーティストと数多く共演する一方、小谷野哲朗氏とともに「南洋神楽プロジェクト」を主催し、脚本・演出も手がけるなど精力的に活動している。
 

お問い合わせ先

明治大学リバティアカデミー事務局

駿河台キャンパス・アカデミーコモン11階
東京都千代田区神田駿河台1-1
TEL:03-3296-4423
https://academy.meiji.jp.