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社会連携・社会貢献

明治大学・和歌山県連携講座 医聖華岡青洲シンポジウム~没後180年和歌山が生んだ麻酔手術の先駆者~

開催期間:2015年12月05日
明治大学 社会連携事務室

医聖華岡青洲顕彰会医聖華岡青洲顕彰会

 【共催】紀の川市、紀の川市教育委員会、医聖華岡青洲顕彰会
【後援】公益社団法人日本麻酔科学会、毎日新聞社 

 華岡青洲は、手術による痛みに苦しむ患者を救いたい一心で麻酔薬の開発に取り組み、多くの犠牲を伴いながらも、西欧医学に先駆けること約40年も前に麻酔薬を完成させ、世界で初めて全身麻酔による乳がん摘出手術を成功させました。現在では、この功績が世界に認められ、米国シカゴにある国際外科学会の「栄誉会館」に華岡青洲に関する資料が展示されています。
今年は、華岡青洲が亡くなって180年を迎える節目であることから、改めてその功績を称え現代医療に与えた影響を再認識するとともに、広く全国の方々に知ってもらうためシンポジウムを開催します。

≪Program≫
○基調講演 「華岡青洲-日本の外科史に与えた影響-」
 講師:酒井シヅ
○パネルディスカッション
 パネリスト:酒井シヅ、畑埜 義雄、曽野 洋、阪井 和男、仁坂 吉伸、三田村 邦彦

日 時:2015年12月5日(土) 開場12:30開講13:30~16:30 
会 場:明治大学 駿河台キャンパス 
    アカデミーコモン3階 アカデミーホール
料 金:無 料
申 込:事前予約制です(全席自由、先着1000名)
     リバティアカデミー事務局までお電話かHPからお申し込み下さい。
     TEL 03-3296-4423
     URL academy.meiji.jp/course/detail/2725/    
     ※リバティアカデミーオープン講座は、会員の方以外でも受講いただけます。
     (ただし、会員になることはできません。)

 

◆講師紹介
酒井 シヅ (サカイ シヅ)
前日本医史学会理事長。順天堂大学特任・名誉教授
1935年静岡県生まれ。医学博士。三重県立大学医学部卒業、東京大学大学院博士課程修了。1969年より順天堂大学医史学研究室にて初代教授小川鼎三氏に師事。第2代医史学研究室教授となる。現在は特任・名誉教授。NHK大河ドラマ「八重の桜」「花燃ゆ」、漫画・ドラマ「JIN-仁-」等、医学考証を担当する。著作には『解体新書(現代語訳)』『日本の医療史』『病が語る日本史』『絵で読む江戸の病と養生』等がある。

畑埜 義雄 (ハタノ ヨシオ)
和歌山県立医科大学名誉教授、畑埜クロスマネジメント代表
1945年大阪府生まれ。1970年関西医科大学卒業、1978年京都大学大学院医学研究科博士課程修了。和歌山県立医科大学副学長や和歌山県立医科大学附属病院長を歴任。20年間の教授時代に取得した認定コーチ、最後に副学長、病院長の経験を生かして、退官後は病院のコンサル、コーチングを生かした病院の活性化に関する講演活動を行っている。

曽野 洋 (ソノ ヒロシ)
四天王寺大学教育学部長・教授、IR戦略統合センター長
1964年和歌山県生まれ。1987年慶應義塾大学法学部卒業後、神戸大学大学院修士課程、名古屋大学大学院博士課程、慶應義塾大学SFC研究所上席所員、慶應義塾福澤研究センター客員所員等を経て、現職。2012年より毎日新聞にて「範は紀州史にあり」を連載中。

阪井 和男 (サカイ カズオ)
明治大学法学部教授、ドラッカー学会理事
1952年和歌山生まれ。1977年東京理科大学理学部物理学科卒業、1985年博士課程退学。ソフトハウスに勤務し、1987年理学博士取得。サイエンスライターを経て1990年明治大学法学部専任講師。1998年から教授。明治大学サービス創新研究所所長。ドラッカー学会理事等。

仁坂 吉伸 (ニサカ ヨシノブ)
和歌山県知事
1950年和歌山市生まれ。東京大学経済学部卒業後通商産業省入省。生活産業局総務課長、経済企画庁長官官房企画課長、製造産業局次長を歴任後、2003年からブルネイ大使、社団法人日本貿易会専務理事を経て、2006年から和歌山県知事。

三田村 邦彦 (ミタムラ クニヒコ)
俳優、舞台「華岡青洲の妻」青洲役
1953年新潟県生まれ。1977年、主演映画『限りなく透明に近いブルー』(1979年公開)でデビュー。シリーズABC『必殺仕事人』テレビ朝日『太陽にほえろ!』など数々の連続ドラマ・映画に出演。2012年6月、三越劇場(他全国公演)にて、有吉佐和子作「華岡青洲の妻」に出演。

お問い合わせ先

明治大学リバティアカデミー

駿河台キャンパス・アカデミーコモン11階
東京都千代田区神田駿河台1-1
TEL:03-3296-4423
https://academy.meiji.jp.