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オペラの愉しみ

開催期間:2016年02月20日
明治大学 社会連携事務室

 ひとつのアリアがどのようにして誕生するか、これはひとりの歌手だけの仕事ではありません。華やかな舞台に登場するまでの背景には、観客の目に触れることのないじつにさまざまの、ときに波乱万丈の道のりが控えています。楽曲・様式の解釈、声楽技術的な方法の機微、等々の手仕事的な過程、それを具体的に歌手とともに作り上げることこそ「コレペティートア」という隠れた存在の役目です。
 じっさいにその過程の一部を実践してみせる、本来は舞台裏に隠れた部分を垣間見ることを許される、これは稀有の機会となることでしょう。

日 時:2016年2月20日(土) 開場13:00 開講13:30~15:30
会 場:明治大学 駿河台キャンパス アカデミーコモン3階 アカデミーホール
料 金:明大生、リバティアカデミー会員/1,000円
    一般/2,000円
申 込:事前予約制です(全席自由、先着150名)
     リバティアカデミー事務局までお電話かHPからお申し込み下さい。
     TEL 03-3296-4423
     URL academy.meiji.jp/course/detail/2707/    
     ※リバティアカデミーオープン講座は、会員の方以外でも受講いただけます。
      (ただし、会員になることはできません。)

◆講師紹介
三ツ石 潤司 (ミツイシ ジュンジ)
武蔵野音楽大学教授
東京藝術大学作曲家卒。同学大学院博士課程単位修得。アンリエット・ピュイグ=ロジェ女史にコンペティツィオン、伴奏を学ぶ。1988年よりウィーン国立音楽大学に学び、1989年より同学声楽科などで教鞭を執るかたわら、ウィーン、パリを始めヨーロッパ各地の劇場や音楽祭でコレペティートアとして活躍。2008年より武蔵野音楽大学教授。2009年4月より東京藝術大学非常勤講師。2009年12月オーストリア共和国功労金賞受賞。

須永 恆雄 (スナガ ツネオ)
明治大学法学部教授
東京都立大学人文学部大学院博士課程終了後、信州大学を経て、現職。
訳書に『モーツァルトのベースレ書簡を読む』(シンフォニア)、『指揮者とオーケストラの間』(同)、『ウィーンの内部への旅』(彩流社)、『マーラー書簡集』(法政大学出版)など。

恒川 隆男 (ツネカワ タカオ)
元明治大学文学部教授
東京大学文学部修士課程修了後、東京大学、津田塾大学を経て、明治大学文学部教授。著書に『二つの世界のオイディプス』(白水社)など。

お問い合わせ先

明治大学リバティアカデミー

駿河台キャンパス・アカデミーコモン11階
東京都千代田区神田駿河台1-1
TEL:03-3296-4423
http://academy.meiji.jp