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社会連携・社会貢献

日本の祭りと異形の神々シリーズ7

開催期間:2016年04月23日~2016年07月02日
明治大学 社会連携事務室

【共催】杉並区教育委員会
 祭りは、人間の精神世界、いわば世界観と人生観をささえる根源的な「神話」を創出する場でした。祭りによって、人は自分自身を取り戻し、原始の人間性を発見し、生と性の秘密を再確認して命を更新させる「魂のふるさと」でもあったのです。経済的な理由、人的な問題から、祭りが延期され、省略され、果ては中止、廃止されていく現代の日本を見るにつけ、心が痛くなるのは私だけでしょうか。今回は、「穀霊信仰」「山の祭り」を通して、日本の祭りの豊かさと、祭りが持ち伝えてきた根源的な信仰世界について考えてみようと思います。

日 時:2016年 4月 23日(土)~ 7月 2日(土) 開講13:00~14:30 
会 場:明治大学 和泉キャンパス
料 金明大生、リバティアカデミー会員 6,000円(全6回)
    会員以外の方 6,000円(全6回)

申 込:事前予約制です(全席自由、先着100名)
    リバティアカデミー事務局までお電話かHPからお申込み下さい。
    TEL 03-3296-4423
    URL academy.meiji.jp/course/detail/2984/    
    ※本講座は、会員の方以外でも受講できるオープン講座になります。
      (ただし、会員になることはできません。)
【杉並区在住、在学、在勤の方】
・本講座を受講される18歳以上の杉並区在住、在学、在勤者の方は、受講料は3,000円です。
・杉並区在住、在学、在勤者の方のお申込みは、「電話」「FAX」での受付となります。
(ホームページからの「オンライン申込」では割引特典が受けられせん。)

◆講師紹介
水谷 類 (ミズタニ タグイ)
明治大学文学部兼任講師
日本宗教史・文化史、および民俗学専攻。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(雄山閣、2009年)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年刊)、『墓制・墓標研究の再構築—歴史・考古・民俗学の現場から—』(岩田書院、2010年刊)、『村落・宮座研究の継承と展開』(岩田書院、2011刊)。一宮制、神社と祭り、民間芸能者、遊行の宗教者などを研究対象としながら、日本人の精神世界の形成について考えています。
お問い合わせ先

明治大学リバティアカデミー事務局

駿河台キャンパス・アカデミーコモン11階
東京都千代田区神田駿河台1-1
TEL:03-3296-4423
http://academy.meiji.jp