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社会連携・社会貢献

「21世紀の資本」から考える現代の格差と貧困  ~格差の3つの類型と日本の現状~

開催期間:2016年04月18日~2016年04月25日
明治大学 社会連携事務室

格差の拡大を自由主義経済の必然的宿命であるとしたピケティの指摘は、世界的な話題をさらった。なぜ、自由主義経済において格差の拡大が生じるのか。ピケティの基本方程式である、「r>g」から基礎的な説明を加えたい。その一方で、ピケティの提言が自由主義経済や経済成長の否定、ましてや社会主義経済の必要性を訴えるものではないことにも注意しなければならない。また、欧米型の格差問題と現代日本において進行する格差拡大には質的な相違点が少なくない点にも留意する必要があるだろう。日米欧における格差の拡大はいかなる意味で問題なのか。そして、その緩和のための経済成長と適切な再分配とはなにかを論じたい。

日 時:4月18日(月)、4月25日(月) 全2回 
     両日とも19:00~20:30
 
会 場:明治大学 駿河台キャンパス 
料 金:明大生・リバティアカデミー会員:  2,000円
    会員以外の方: 3,000円

申 込
:事前予約制です(先着100名)
     リバティアカデミー事務局まで
       お電話かHPからお申込み下さい。
     (会員登録をしていない明大生はお電話にてお申込み下さい)
     TEL 03-3296-4423
     URL https://academy.meiji.jp/course/detail/2914/
     ※本講座は、会員の方以外でも受講できるオープン講座になります。
      (ただし、会員になることはできません。)

◆講師紹介
飯田 泰之 (明治大学政治経済学部准教授)
1975年東京生まれ。エコノミスト、明治大学准教授、シノドスマネージング・ディレクター、財務省財務総合政策研究所上席客員研究員。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。著書は『経済は損得で理解しろ!』(エンターブレイン)、『ゼミナール 経済政策入門』(共著、日本経済新聞社)、『歴史が教えるマネーの理論』(ダイヤモンド社)、『ダメな議論』(ちくま新書)、『ゼロから学ぶ経済政策』(角川Oneテーマ21)、『脱貧困の経済学』(共著、ちくま文庫)など多数。
お問い合わせ先

明治大学リバティアカデミー事務局

駿河台キャンパス・アカデミーコモン11階
東京都千代田区神田駿河台1-1
TEL:03-3296-4423(平日10:30~19:00 土曜10:30~15:30)
http://academy.meiji.jp