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社会連携・社会貢献

産学連携プロジェクトの成果報告会を実施 —ナノファイバーを活用した新商品を明大生が考案—

2022年10月31日
明治大学 社会連携事務室

再生可能な新素材ナノファイバー。環境にも優しく吸油性や保温性、吸音性など多様な機能をもつ。再生可能な新素材ナノファイバー。環境にも優しく吸油性や保温性、吸音性など多様な機能をもつ。

羽田イノベーションシティ内よい仕事おこしプラザで実施された成果報告会(会場協力:城南信用金庫)羽田イノベーションシティ内よい仕事おこしプラザで実施された成果報告会(会場協力:城南信用金庫)

関係者による記念撮影(写真提供:城南信用金庫)関係者による記念撮影(写真提供:城南信用金庫)

  社会連携機構は、10月28日、羽田イノベーションシティにおいて、産学連携プロジェクト「新素材ナノファイバーの未来にMEIJIが挑む その価値をどう活かす」の成果報告会を実施しました。
 このプロジェクトは、ナノファイバーの量産を可能にした関西電子株式会社と、本学校友の川本恭治氏が理事長を務める城南信用金庫の協力のもと、本年7月にスタートし、本学の公認サークル「マーケティング研究会」に所属する学生4名(藤田真央(商1)、秋葉裕希乃(商1)、永沼雄大(商1)、岩本天(経営1))が参加しました。
 ナノファイバーは、ペットボトル等から再生できる新素材で、従来の繊維にはない特性から環境対策商品や吸音材、アパレル商品など、様々な商品への応用が期待されています。
 学生は、小川智由商学部教授並びに中山千尋商学部特任講師の指導のもと約3か月間の活動を行い、ナノファイバーの特性を活かした新商品の提案に挑戦しました。
 成果報告会では、ペットボトルカバーや温湿布など、ナノファイバーの保温性等に注目した新商品の提案にとどまらず、本学キャンパスで廃棄されるペットボトルを活用したナノファイバー製造プランや、明治大学における新たなSDGs推進策も発表されました。
 学生の発表後、関西電子株式会社の進士国広代表取締役は、「ナノファイバーの魅力と可能性を再認識する機会となった。提案をさらにブラッシュアップし、商品化の実現を目指してほしい」と講評し、学生の継続的な活動に期待が寄せられました。