12月18日、震災復興支援センターは岩手県大船渡市のクリスマスツリーを前にして、小学生以下の子どもを対象にクイズ&輪投げ大会を行いました。
当日は大学生2名(商学部4年・「東日本大震災に伴うボランティア実習(学部間共通総合講座2単位)」を受講した農学部3年)に、大船渡市吉浜中学校の中学生6名が加わってイベントを行いました。学生たちは仮設住宅を回ってチラシをポスティングしたり、ボランティアをしたりして集めたぬいぐるみやおもちゃを景品として持ち寄るなど準備を進めてまいりました。
クイズは○と×とに区切られたスペースに移動する形式で、岩手県や大船渡に関する問題を出題しました。また,輪投げは10本の輪をペットボトルの的に通すもので、中学生も参加するなど盛り上がりを見せました。
あいにくの強風・厳しい寒さで参加者は少数でしたが、来場した保護者の方からは、「子どもたちは寒いのでこたつから出ない。イベント開催と聞くと行ってみようかという気持ちになる。またいろいろやってほしい」という声をいただきました。
■学生の感想(商学部4年 摩庭 克弥)
震災から9ヵ月たった今でも、民家は破損していて、更地のままで、まだまだ震災・津波の爪痕が残っていました。協力してくれた吉浜中学校の先生は津波の被害にあったそうですが微塵も感じさせない笑顔で迎えてくれました。今後も自分にもできる範囲でまた何か活動したいと思いました。