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浦安市の被災状況調査を行いました

2012年05月29日
明治大学 震災復興支援センター

 震災復興支援センターは5月12日(土)、学部間共通総合講座「東日本ボランティア実習」の履修者による、被災地・浦安の現状調査を行いました。今回の調査は、学生が今後被災地においてボランティアを継続していくにあたり、当該地域の被災状況や被災した方々の気持ちを知ることを目的としています。

 調査は、本学の浦安ボランティア活動拠点がある今川地区から被害の大きかった高洲地区にかけて行いました。
 震災から一年が経ち一部では復旧も進んでいますが、傾いた電柱や応急処置を施しただけの塀が多く残っています。被害の多い海沿いでは、自分の肩程まで隆起した土管を見て驚く場面もあり、学生たちは「浦安ボランティア拠点に行くだけでは気づかない被災状況が、調査をして初めてわかった。」「テレビでは見てはいたが、実際に見て違いに驚いた」と話していました。

 参加した学生はこれまで、ボランティア活動のために浦安へ訪れた際に、液状化現象によって波打った道路の様子を見て復興の遅れを実感していましたが、今回の調査を通してそのことを再認識しました。このことは今後の学生たちの積極的な活動へのきっかけとなったようです。明治大学は今後も調査・ボランティアを継続し、被災地の復興に協力してまいります。