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情報コミュニケーション
学部

タイとの短期学生交流プログラムを実施しました

2012年11月21日
明治大学 情報コミュニケーション学部

<送り出し>シーナカリンウィロート大学にて<送り出し>シーナカリンウィロート大学にて

<送り出し>企業訪問での様子<送り出し>企業訪問での様子

<送り出し>タイで日本文化を紹介<送り出し>タイで日本文化を紹介

<送り出し>国籍関係なくディスカッション<送り出し>国籍関係なくディスカッション

<受け入れ>山中セミナーハウスで「リレー習字」を楽しむ<受け入れ>山中セミナーハウスで「リレー習字」を楽しむ

<受け入れ>日本の絵本について話し合っている様子<受け入れ>日本の絵本について話し合っている様子

<受け入れ>浴衣に着替えて沖縄の踊りを体験<受け入れ>浴衣に着替えて沖縄の踊りを体験

<受け入れ>修了式にて集合写真<受け入れ>修了式にて集合写真

 情報コミュニケーション学部は、2010年度から「タイへの本学部生送り出しプログラム」および「タイ人学生本学受け入れプログラム」を実施し、海外との学生交流を深めています。今年度も、タイの国立シーナカリンウィロート大学とキングモンクット工科大学との3度目となる短期学生交流プログラムを実施しました。

学生送り出しプログラム                            
 まず、当学部設置授業の一環として、2012年8月20日から30日までの11日間、本学部3年生および4年生合わせて20名が、タイへ赴きました。
 このプログラムの目的は、異なる社会や文化背景を持つ同世代の学生と交流し、自国文化について認識を深め、異なる文化を尊重できるようになることです。さらに、海外、特にアジアで働くことについて積極的な態度で臨めるようになることを目的としています。
 参加学生は、タイ文化を事前に数日間学んだ後にタイへ出発しました。現地では、シーナカリンウィロート大学にて比較文化ワークショップや授業に参加したほか、在タイ日本大使館、スズキモーターズ、NTTコミュニケーションズ、JAL乗務員訓練センターを訪問、そしてアユタヤ遺跡や王宮を見学しました。
 学生達は国籍が違いながらも、勉強だけではわからないお互いの国の文化を話合い、交流プログラムの目的を果たしました。短い期間のなかで、タイの文化や社会を自分の目で確かめることができる内容のプログラムとなりました。

-情報コミュニケーション学部生の感想-
●異文化を、異国の地で直接体験したことで、国際交流・国際理解についての関心がより高まりました。
●本プログラム参加前は、留学に対してさほど興味もなく、国際理解にもそれほど積極的に取り組んでいませんでした。しかし本プログラムに参加したことによって、留学をより身近に感じることができ、そして英語だけではなく他のさまざまな言語を学び、多くの外国の人々とコミュニケーションできるようになりたいと思うようになりました。
●タイに行って日本にいるだけでは知り得ない状況を目の当たりにできました。
●タイの学生との交流を通じ、文化、礼儀と言語を実際に体験し、多くの知らなかったことや知識を身につけました。
●タイでの日本企業の研修、または現地の日本人社員との交流を通じ、外国での仕事、生活、さらに異文化交流などについてより理解できるようになりました。


タイ人学生受け入れプログラム                      
 次に、2012年10月16日から11月3日までの期間、シーナカリンウィロート大学およびキングモンクット工科大学から各4名、合計8名の学生を情報コミュニケーション学部で受け入れました。
 この期間中、タイの学生は日本語での授業や山中セミナーハウスでの合宿に参加したり、企業訪問(JAL、パナソニック)したりと、充実した時間を過ごしました。
 8月に実施した送り出しプログラムに参加した学生が、タイ人学生の「サポーター」として、教室への案内や学習準備の手伝いなど行い、日本での滞在を支援しました。
 11月2日に修了式が行われ、石川幹人学部長よりタイ人学生8名へ修了書が授与されました。学生達はすっかり仲が良くなり、今後また再会できることを期待しながらプログラム終了に名残を惜しみました。

 今後も、情報コミュニケーション学部ではタイの大学との交流を続ける予定です。

-タイ人学生の感想-
●日本人の友達もタイ人の友達もできました。これから日本語を一生懸命勉強しようと思います。機会があったら日本に戻りたいです。
●授業はいつも難しかったです。文化が違って、漢字がたくさん読めないからです。けれども、日本人の友達が意味と読み方をゆっくり説明してくれて、助かりました。
●明治大学での授業は非常に勉強になりました。日本文学や日本文化の授業はとても難しかったけれども、先生が親切に詳しく説明してくれました。授業は難しかったです。しかし、難しいからこそ良い勉強になります。新しい言葉や難しい漢字、いろいろな表現を知ることができ、良い勉強になりました。知識がたくさん増えました。
●日本の生活を見ることができたので、タイへ帰ったら良いところを真似したいです。日本についていろいろ知ることができ、良い経験を国へ持ち帰ることができて本当に嬉しいです。
●日本について色々な文化を勉強しました。例えば、しきたりや、日本の洋服、日本の色々な踊りなどです。特に沖縄の踊りがとても楽しくて、大好きです。