Go Forward

情報コミュニケーション
学部

川島ゼミの新潟県南魚沼市との地方創生活動について

2024年02月05日
明治大学 情報コミュニケーション学部

 川島ゼミナールでは2023年より、新潟県南魚沼市と地方創生活動の実践学習を進めてきました。同市が行う総務省・ふるさとワーキングホリデー、地域おこし協力隊、同市独自の若者受入活動へのゼミ生派遣に加え、学生活動の拠点となる古民家の利用をさせていただいてます。これらに加え、ゼミ生自身による積極的な現地訪問による実習活動により、音楽班は南魚沼市にちなんだローカル・クールジャパンの創造的な発信を、SNS班はローカル・インバウンドの振興を目的としたコンテンツの作成と発信による支援に取り組んできました。

SNS班

 南魚沼市は、お米の産地として非常に名を馳せており、日本酒も多くのブランド品が揃っています。冬には市内の多くでスキー場がオープンしています。四季折々で魅力が詰まったこの街を、もっと多くの人に知ってもらいたい、ふるさとワーキングホリデーに参加して強く想い、活動を始めました。
 一見、Instagramへの投稿と考えると気軽に聞こえるかもしれませんが、考えるべき点が多く、簡単に企画は進みませんでした。どこをターゲットに置くのか、南魚沼市のどこにテーマを置くのか、または総合的にPRしていくのか、議論する点は多くありました。投稿ができるまでには事前調査、アポ取り、取材、編集、投稿という手順を踏みます。取材では、現地の温かい人達に絶品料理を多く提供してくださり、感謝してしきれません。そして、これらをより華やかにするために、撮影技術が欠かせません。「情コミ」だからこそ取り組める内容だと感じています。今後は食に限らず観光スポットや現地ならではの良さを引き出せるような投稿を進め、「この投稿を見て来ました!」という声を増やしていきたいです。

 SNS班インスタグラム visit.minamiuonuma
 https://www.instagram.com/visit.minamiuonuma/?hl=ja

 またSNS班の学生は現地での活動から、「ひなたさん」のyoutubeに出演する機会もありました(https://youtu.be/lC0sdS1Grrg?si=G9GrUfMrmolMbIPs)。

音楽班

 ふるさとワーキングホリデーというプロジェクトで新潟県南魚沼市を訪れ、風景、食、人々の温かさ、そのすべてに惹かれました。こうした地域の魅力を多くの人に知ってもらいたい、少しでも街を盛り上げて恩返ししたい、そうしてできたのが我々「酒瓶楽士」です。
私たち酒瓶楽士はその名の通り南魚沼の文化でもある日本酒の空き瓶を使って楽器を作り、演奏、撮影する活動をしています。前例のない取り組みでしたがメンバー全員が協力し、何度も地域を訪れながら一から楽器を作成しました。活動の主軸である演奏や撮影では地域の市役所や音楽家の方々に、広報や宣伝に関しては自分たちでコンタクトを取り酒造会社の方々に協力していただくことができ、最終的には私たちなりの地方創生の形を作れました。

 現在、地元の八海山酒造株式会社のSNSにても紹介されています(https://www.facebook.com/HakkaisanBrewery/?locale=ja_JP)。

Instagram
https://www.instagram.com/sakabinist?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==
YouTube https://www.youtube.com/@Sakabinist
twitter.com/Sakabinist


*楽器名称の酔音、酒瓶楽士等は商願および実用新案を特許庁に出願中