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本学における氏名・性別の情報とその管理について

本学における氏名・性別の情報とその管理について

(1)通称名の使用について

本学では、性別に違和感をもつ学生の学籍上の氏名について、通称名を使用することができます。通称名使用の申請は、所属学部・大学院事務室、中野教務事務室(以下「所属学部・大学院等事務室」という。)において受け付けますが、その前に一度レインボーサポートセンターにご相談ください。

【通称名使用手続きについて】
本人承諾の上、レインボーサポートセンターから所属学部・大学院等事務室に情報共有し、手続きを進めます。手続きには申請書類の提出や保証人の同意が必要になります。詳細はレインボーサポートセンターにお問い合わせください。

【通称名を記載できる書類等】
①  学生証
②  学位記〔本名(戸籍名)か通称名のいずれかを選択することができます。〕
③  各種証明書(成績証明書、卒業見込証明書、在学証明書等)
 本人が本名(戸籍名)での発行を要望する場合、所属事務室の窓口に申請することにより、本名(戸籍名)で発行することができます。
④  各種書類および帳票等(受講者名簿、採点表、個人別時間割表、成績通知書、学内掲示、Oh-o! Meiji System、インフォメーションボード等)

【留意事項】
提出書類の一つである「通称名使用同意書」には、以下のとおり、申請にあたって同意していただきたい点が記載されています。
 
①  通称名使用の申請は在学中に1回です。申請が認められた場合、在学中は戸籍名の使用に戻すことはできません。ただし、戸籍名の変更が法的に認められた場合には、その限りではありません。
②  通称名使用が認められた後、戸籍名の変更が法的に認められた場合、所属学部・大学院等事務室へ「通称名使用解除願」、「変更届」、「戸籍抄本[個人事項証明]」、を提出してください。
③  上記②の改名手続きをしないまま離籍(卒業・退学・除籍)する場合には、「通称名使用解除願」を提出してください。
④  教員免許状など、戸籍名に限定して発行される書類があります。
⑤  健康保険証と学生証の整合性が取れない場合、協定医療機関において学生健康保険の適用が受けられないことがあります。
⑥  その他、戸籍名と通称名の不一致により生じる不都合については、申請学生の責任で対応してください。

(2)大学が発行する各種書類の性別情報について

① 性別変更について
本学では、学籍上での性別は、戸籍上の性別と異なる性に変更することはできません。なお、戸籍上の性別表記を変更した場合は、所属学部・大学院等事務室へ相談してください。なお、手続きをする上で不安等がある場合は、まずはレインボーサポートセンターにご相談ください。
② 性別情報の管理について
 本学では、当事者の意図しない形で性別情報が公表されることがないよう、厳重に管理しています。
③ 大学が発行する各種書類の性別情報について

●以下の書類等に性別の記載はありません。
(ア)学籍に関する書類
   学生証、学位記、各種証明書(和文・英文)〔成績証明書、卒業見込証明書、在学証明書等〕

(イ)科目履修や成績に関する書類
   受講者名簿、採点表、個人別時間割表、成績通知書等

(ウ)その他
   Oh-o! Meiji システム、インフォメーションボード


●以下の書類等には性別の記載があります。
 健康診断書、健康診断証明書、旅客運賃学生割引証(学割)、一部の通学証明書


※大学が作成する各種統計資料では、学籍の性別情報に基づいて統計を行う場合があります。

(3)大学に提出する各種書類の性別情報について

本学に提出する各種書類のうち、主な書類の性別記載の有無は以下のとおりです。
手続きをする上で不安等がある場合は、まずはレインボーサポートセンターにご相談ください。

(ア)性別の記載を求める書類
   健康診断カード(定期健康診断受診時に提出)

(イ)性別記載を求めない書類
   休学願、変更届(住所変更等の変更申請)、学生証再交付願等

※奨学金関係(日本学生支援機構等)の申請書類等は、申請先の様式に性別記載欄がありますが、証明書には性別記載欄はありません。