Go Forward

多様な性に配慮した教育研究のあり方に係る基本方針

多様な性に配慮した教育研究のあり方に係る基本方針

1 基本理念

明治大学(大学院及び専門職大学院を含む。以下これらを「本大学」という。)は,建学の精神(「権利自由・独立自治」)及び「ダイバーシティ&インクルーション宣言」に基づき,学内におけるすべての教育研究活動その他の活動(以下「教育研究活動」という。)が,人権尊重の精神の下に,あらゆる多様性を受容し,差別や偏見による人権侵害が生じることのないよう運営の推進を図っています。この理念に照らし合わせ,本大学は,すべての学生が,性のあり方にかかわらず,ありのままに自分らしく,互いに認め合い,キャンパスのあらゆる場において平等に教育研究活動の機会が得られ,尊重され,個々の能力を活かすことのできる「ダイバーシティ‐フレンドリーキャンパス」の実現を目指します。

2 基本方針

本学は,本基本理念にしたがい,その実現の指針となる5つの基本方針を定めます。
(1) 差別・偏見の禁止
 多様な性のあり方を理由とする差別や偏見を許さないこと
(2) 自己決定の尊重
 性のあり方に関わる情報やその開示・非開示,また,それらの表現は,当事者の意思・選択を尊重すること
(3) 個人情報の保護
 性のあり方に関わる個人情報の保護を徹底すること
(4) 環境整備
 性の多様性に配慮したキャンパス環境・学習環境の整備に努めるとともに,すべての教育研究活動に関して,
 合理的配慮に努めること
(5) 理解促進・意識啓発
 教職員及び学生の多様な性のあり方に対する理解を深めること