東日本大震災では、多くの方が犠牲となりました。しかしそこでは普段からの防災教育や地域の助け合いが命を守ることにつながった事例がありました。
駿河台ボランティアセンターでは、災害救援ボランティア講座を年2回開催し、これまでに多くの学生が災害・防災の基礎知識、技能を習得しています。
受講者は、3日間の講習で応急手当活動、災害ボランティアの基本、出火防止と初期消火、地域・大学の防災活動マネジメントやグループワーク、災害模擬体験等の内容を学び、修了すると
「セーフティーリーダー認定証」及び
「上級救命技能認定証」が交付されます。2023年4月現在、本学では、全国大学別修了生数として全国2番目の797名が修了しています。
また,この災害救援ボランティア講座受講生の中から「災害救援班」を募り、防災活動に取り組んでいます。
千代田区と明治大学は、2003年から防災協力を締結しており、また、総務省消防庁の後援及び災害救援ボランティア推進委員会の協力を得て、学生災害ボランティアの養成に取り組んでいます。