初めは緊張していた学生も次第に打ち解けました
会場の飾りつけをする学生たち
大正琴を披露くださる参加者の方
「絵しりとり」のルールを説明する学生
2015年6月13日(土)に、今年度1回目のお茶会を、和泉キャンパス近隣にある高齢者施設にて実施しました。このお茶会は、地域包括支援センターとの合同企画として、2012年度より年数回実施していますが、今年度より規模や場所を改め、新しいスタートとなりました。そのため、全体で40人ほどの小規模な会となりましたが、人数が少ない分、非常に密度の濃い時間になりました。
今回、歓談の題材として、テーブルには昔の街や人の写真や、教科書、杉並区の歴史や風景に関する本などを用意しました。本や写真を手に取りながら盛り上がるテーブルもあれば、高齢者の方が大正琴を披露くださったり、戦後70年の節目と絡めて空襲や戦争体験を語る方もいらっしゃったりと、テーブルごとに様々な話題に花が咲き、歓談の時間が過ぎました。
学生による企画「絵しりとり」は、絵を描いてうまくつなげられるかどうか、参加者全員で盛り上がれるか、学生たちは直前まで心配していましたが、予定していた時間を超過するほどのにぎわいでした。
施設の職員の方からは「新しい形での初開催で不安もあったが、盛り上がってよかった」「みんなの姿勢が参加者の皆さんに伝わったと思う」「話の引き出し方がとても上手だった」と嬉しい言葉をかけていただきました。
次回のお茶会は、11月21日(土)に予定しています。今回は、お茶会に初参加の1~2年生が半数以上だったこと、直前に参加希望が多く集まったことなどから、学生も様子が分からない部分が多くあり、一部の学生のみで企画や準備を担いました。今回無事に終了したことで、1年生たちも様子や雰囲気がつかめたので、次回に向けては、全員で協力しながら新たな企画を考えていきたいと思います。