2015年12月19日(土)、「明治大学バリアフリー映画祭」を開催しました。約100名の方々に来場頂き、会場となる図書館ホールはほぼ満員となりました。また、上映後のお茶会では、80人余りが集い、クリスマスケーキを食べながら大いに盛り上がりました。
この企画は、今回で3回目を迎えます。資金集めから音声ガイド・字幕朗読の制作、集客、上映まで、全てを学生たちで行うのは、回数を経ても容易なことではありません。まだまだチャレンジの多い活動ですが、今年も本当に沢山の方々にご協力を頂き、なんとか上映会当日を迎えることができました。
上映後、来場者の皆さんから様々な感想を頂きました。主に初年度に多く見受けられた「学生と交流できて良かった」「学生がバリアフリー上映会を開催してくれるだけで嬉しい」といった意見は少数になり、「純粋に作品を楽しめた」という感想を数多くいただいたことは、大変喜ばしい限りです。一方で、「冒頭のテレビ画面からの切り替わりのシーンが分かりづらかった」「全体的なガイドの音はクリアだが些細な雑音が気になった」「ボランティアの学生への誘導レクチャーをもっと時間を取って行うとよりスムーズで安全な移動が可能になるだろう」といった、具体的な改善点やアドバイスも多くいただきました。
回を重ね、作品を重ねるごとに、単に「学生がやっているからすごい」というだけでなく、作品や企画自体の精度に目を向けてくださる方が増えました。来年度は「去年より良かった!」と言っていただけるよう、引き続き実行委員一同、頑張っていきます。どんな映画祭になるか、ご期待ください。
最後になりましたが、ご支援ご協力下くださったすべての方々にこの場をお借りして御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
(明治大学バリアフリー映画祭実行委員Change Your Heart 代表 塚本宏祐)