駿河台ボランティアセンターは、12月16日(水)18時より1076教室において、「防災講座&ワークショップ」を開催しました。春学期では2回に分けて開催しましたが、秋学期では講座とワークショップを続けて実施することで、学んだことを念頭においてワークショップを行えるプログラムとなりました。
講師には、都市防災学の第一人者で、本学特任教授でもある中林一樹先生をお迎えし、「首都直下地震から命をどう守る?」というテーマで、首都直下地震による被害状況や対策等についてご講演いただきました。
講演後、「大学で帰宅困難者として過ごすには」というテーマでワークショップを行い、松橋学生部長兼ボランティアセンター長からは2011年3月11日の東日本大震災時、明治大学がどのように行動したか、また、帰宅困難者への対応等について時系列に沿ってお話していただきました。その後3班に分かれて、クロスロード(災害対応時の岐路の選択)を行い、各班の説明を聞くことで、どう行動すれば良いのかみんなで考えることができました。
今回の参加者にアンケートを実施したところ、回答数19名の内14名が今回の講座に対して、非常に満足または満足という回答でした。今後、取り上げてほしいテーマについても多くのご意見をいただき、次回の防災講座のテーマとして検討していきたいと思います。
今回も学部生や院生だけでなく、職員の方の参加もあり意義のある講座となりました。今後も年2回、「災害救援ボランティア講座」の前後で、防災講座の開催を考えており、より多くの方々が参加できるよう開催日や時間帯、形式等についてさらに検討し、講座開催を目指していきます。