第1回関東学生拳法リーグ戦の優勝祝賀会
1967年度 全日本学生拳法選手権大会 優勝メンバー
明大スポーツ新聞部より転載
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明大スポーツ新聞部より転載
明大スポーツ新聞部より転載
日本拳法は、故澤山宗海宗家が1932(昭和7)年に日本で初めて防具着装による実践の拳法を大阪にて創始されたことにその歴史を発する。安全な防具を着装することにより、突き・蹴り・投げ・逆捕りのすべての実戦練習が可能とり、格闘技の神髄を追及すべく日本拳法が誕生した。
1953(昭和28)年故森良之祐先生の上京により関東に広く普及された。翌1954(昭和29)年に明治大学において安岡啓周(OB会顧問)等数名で拳法部同好会が創部された。その後、1965(昭和40)年に体育会へ加盟した。
1955(昭和30)年6月に関東学生拳法連盟が結成され、同年10月に第1回関東学生拳法リーグ戦(明治、立正、慶應、中央、早稲田)を開催し明治大学(当時、故添田泰夫監督、柴谷幸一主将)が優勝した。その後、明治大学は関東の雄として、同リーグ戦では最多の優勝回数を誇っている。
1956(昭和31)年に第1回全日本学生拳法選手権大会が大阪府立体育会館にて開催された。
1967(昭和42)年の第12回大会において、明治大学(田中泰輔監督、故篠原保彦主将)は念願の初優勝を飾った。
しかしながら、全日本はその翌年以降、諸般の事情(所属団体、ルール、防具等)により東西が20年にわたり分裂していた。再び全日本が統一され、明治大学が再出場したのは1990(平成2)年からであり、現在に至っている。
1967(昭和42)年・第12回大会での明治大学の初優勝から数えて、32年振りの1999(平成11)年・第44回大会で優勝を飾り、第45・46回大会と3連覇した。その後、第49・50・51回大会も3連覇した(故清水徹太郎監督)。
直近の2012(平成24)年~2018(平成30)年・第57回~63回大会では、大会史上初の7連覇を達成した。
2018(平成30)年現在、目標として「全日本学生拳法選手権大会8連覇」を掲げ、日々稽古に取り組んでいる。そのプロセスを通して目的である「人間としての成長」を目指す。
拳法部は、多くの方々のご尽力の下、歴史を刻んできた。
日本拳法協会森最高師範の指導、拳法部の存続・隆盛に苦楽を共にしたOB会、部活動の最大の援助者である明治大学を始め、校友会および父母会の支援に深謝します。
拳法部歴代の部長・副部長の大学教育の一環として指導。その中の一人秋谷紀男部長(政経学部教授)は、在任11年目の途中、2017(平成29)年2月にご逝去され、最後の言葉である『明大拳法部は、学生拳法界において、他大学の模範となるよう「強さと品格」を兼ね備えよ』を深く胸に刻んでいる。
最後に、創部から60年以上にわたり、拳法部部員の育成に情熱を注がれた歴代監督・コーチ陣、並びに部一丸となって戦った選手・マネージャーに感謝します。
全日本学生拳法選手権大会の優勝
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優勝年度
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開催回数
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優勝年度
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開催回数
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1967年
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第12回
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2012年
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第57回
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1999年
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第44回
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2013年
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第58回
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2000年
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第45回
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2014年
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第59回
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2001年
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第46回
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2015年
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第60回
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2004年
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第49回
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2016年
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第61回
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2005年
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第50回
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2017年
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第62回
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2006年
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第51回
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2018年
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第63回
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全日本学生拳法個人選手権大会の優勝者
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2001年
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第17回
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岡本 光弘 三段(2002年卒)
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2005年
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第21回
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中栄 大輔 四段(2007年卒)
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2006年
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第22回
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中栄 大輔 四段(2007年卒)
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2015年
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第31回
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百合草 春男 三段(2018年卒)
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2017年
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第33回
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百合草 春男 四段(2018年卒)
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2019年
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第35回
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木村 柊也 三段
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全日本拳法選手権大会の優勝者 (主催:日本拳法協会)
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1967年
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第5回
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中量級 一ノ宮 孝 三段(1968年卒)
重量級 富安 正光 三段(1968年卒)
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1968年
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第6回
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中量級 築山 治 四段〔OB〕(1966年卒)
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1969年
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第7回
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重量級 古谷 利夫 三段〔OB〕(1966年卒)
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1970年
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第8回
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中量級 一ノ宮 孝 四段〔OB〕(1968年卒)
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1973年
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第11回
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軽量級 小山 知常 三段(1975年卒)
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1974年
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第12回
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軽量級 小山 知常 三段(1975年卒)
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1983年
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第21回
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軽量級 高村 潤 三段(1985年卒)
中量級 藤井 正一 三段(1984年卒)
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1984年
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第22回
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軽量級 高村 潤 三段(1985年卒)
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全日本拳法総合選手権大会の優勝者 (主催:日本拳法全国連盟)
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2003年
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第43回
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中栄 大輔 三段(2007年卒)
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2019年
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第59回
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木村 柊也 三段
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