Go Forward

Y・Oさんの声 (参加当時3年、男子)

「知らない世界に飛び込むということ」 

Q1. 研修に参加して良かったと思うことは何ですか?

Formal Dinner

 自分の知らない世界を知れたことです。建物、人柄、食事など、日本と全く違う文化を吸収できたことは大変刺激になりました。歴史と伝統の街ケンブリッジ、国際色あふれるロンドン、歩いているだけでワクワクしたエディンバラ、そして、そこに暮らす人々との交流は、人生の新しいドアが開いていく感覚がしました。海外での生活に不安がありましたが、大学のサポート、現地のサポートが手厚く、充実した1か月を送ることができました。3回生として参加することに様々な躊躇いがありましたが、日本に帰ってきた今、参加してよかったと心から感じています。

Q2.研修に参加したことで、どんな力がつきましたか? どんな点が成長したと思いますか?

友人と

 英語を話す力です。私は英語の資格として英検3級しか持っていませんし、留学経験も海外に住んでいたこともありません。地方の公立高校出身の普通の20歳です。周りの参加者を見れば、海外に飛びまくっていたり、そもそも英語ペラペラであったりと研修当初は負い目を感じていました。来る場所を間違えたかなとも思いました。しかし、せっかくのケンブリッジ大学、話さなければもったいないと思い、授業中や現地の学生との対話を、ぐちゃぐちゃな英語ながらも話してみると...なんと通じるのです!それからは本当に楽しい日々でした。とにかく話してみること、これが本当の意味での英語力であると感じました。

Q3.研修に参加したことで今後の学習面と将来のキャリアに関し、どんな気づきがありましたか?

寮からの景色

 自分の可能性が広がったと感じています。参加を志す前は、海外に対して「私には無理だから、恵まれた人が行けばいい」と卑屈になっていました。
研修に参加して、日々の講義、学生・現地の人との会話を通じるなかで、誰にも門戸は開かれていると強く感じました。自分で自分の勝手に天井を決めていたのだと感じました。語学というと、どうしても試験や資格のために行うという意識が強かったですが、研修後からは、英語はあくまで道具であって、道具として英語を使って友達を作る、英語を使ってその先の学問を習得する、そのためにあるのだと感じるようになりました。

Q4. 研修中の一番の思い出は何ですか?

イギリスでの時間

 人との出会いです。プログラムアシスタントの学生(PA)、講師のみならず、他のプログラムで同じカレッジに通った世界中の学生、近隣住民とのおしゃべり、旅行先での現地民との会話など、他言語で見知らぬ人と話すことで、自分になかった世界、価値観に触れることができました。旅行では絶対に出会えなかった人たちと巡り会えたことは私の財産になっています。1か月だけいた身分ですが、日本には、やはり「日本人的な」文化は存在するなと感じます。それが良い悪いではなく、多くの文化に触れて、知るという事は人生を豊かにしてくれると思います。

Q5. 未来の参加者へのメッセージ





 ぜひ飛び込んでみてください。このプログラムにはその価値があります。
私も3年で参加することに本当に迷いました。就活は?インターンは?ゼミは?そもそも費用が高すぎでしょ...様々なことに悩みました。くわえて、海外経験も本当に一切無く、いえることといえば野球をやっていたくらい...。こんな自分がいけるところなの?とナーバスになっていました。
 しかし、1回きりの人生、ケンブリッジ大学に行けるチャンスもうないでしょ!自分がどこまでいけるか試したい!やってやんよ!!と参加を決意しました。
結果私でもできました。皆さんもできます。 
 渡英後は、とにかくアクティブになってください。自分が動けば動くほど世界は広がります。
彼らの言葉です。

”If a door opened, I’ll go through even I feel scared.”
”Study hard Play hard.”
“Time is most expensive asset, can you afford to waste is so easily?”
 

私は、 「前の私よりちょっと善くなった気がします」。